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2018/11/26

“内定辞退”から始まった、二度目の仕事探し。転職で叶えたいことは、葛藤の末に見つかった。

若宮 友香さんの転職体験記
前職採用HPの制作アシスタント事務
現職ECサイトの運営
若宮 友香(30歳)
Yuka Wakamiya
  • 応募社数15
  • 面接社数9
  • 転職までにかかった期間3ヵ月
この体験記のポイント
  • 転職活動を始めて1ヶ月半、はやくも内定GET。ただ、どこか納得いかない自分の気持ちに気付いて…。
  • 納得いかない理由を見つめたら、本当に自分がやりたいことが明確化。内定を辞退し、転職活動をリスタート。
  • 妥協せずに転職活動をやり抜いた結果、理想の仕事に出会えた。自分の力で掴み取った、二度目の内定。

事務として仕事をこなす日々。将来への漠然とした不安が、私を突き動かした。

前職は人材系の企業で、採用HP制作のアシスタント事務をしていました。転職活動中の方には馴染みが深いと思いますが、例えば、求人情報にある「給与」や「休日休暇」「福利厚生」などのデータを入力したり。Photoshopを使って画像の明るさを加工したり。正確な情報をユーザーに届けるため、常に自分の仕事の先にいる人たちのことを見据えて、丁寧な仕事をすることを心がけました。私が所属していた部署は、立ち上がって間もない新規部署だったので、アシスタントは私一人。変化が多い環境で、あらゆる業務のサポートを任せてもらえることにやりがいを感じていました。

ただ、時間が経つにつれて組織は大きくなり、少しずつ業務フローも確立されていきました。もちろん部署にとってはすごく良いことなのですが、私はちょっぴり物足りなさを感じるようになってしまって。毎日決められた業務を淡々とこなす自分に、漠然と不安を抱くようになっていきました。

というのも私、もともとは「手に職つけたい」という想いで、オフィスワークの道に進んだんです。実は新卒で最初に就いた仕事は「ホテルのフロントスタッフ」で、箱根や沖縄にあるリゾート施設で働いていました。3年弱勤めて、「雑貨店の販売員」に転職。皆さんもよくご存知のキャラクターのグッズ販売店で、副店長をしていました。私、本当に接客が好きだったんですよね。

契約社員でもバリバリ働いて、気付けば20代も後半に。ふと「6年間、ただただ夢中に好きな仕事をしてきたけれど、本当にこれでいいのかな?」と、考え込んでしまったんです。接客しかできない自分が、この先何十年と働いていけるのだろうか、と。それで、思い切ってオフィスワークを始めてみようと考えたんです。本当は正社員が良かったのですが、未経験の自分がきちんとパフォーマンスをあげられるか不安だったこともあり、まずは試しに…と前職の会社に入社しました。

そういった経緯があったので、入社2年目の契約更新のタイミングで、当時の上司に「スキルアップのために転職をしたい」と打ち明けてみたんです。そしたら「本当はまだうちにいてほしいけど、若宮さんの人生だから、転職の相談はいくらでも乗るよ」と言ってもらえました。それが私の転職活動の始まりです。上司や周りの先輩たちの協力も得られて、心強い気持ちで転職活動に挑みました。

面接1社目で内定を獲得。でも、自分のやりたい仕事とは、どこか違った。

最初に、自分が大切にしたい転職の軸を整理してみました。そこで思いついたのは、「正社員雇用であること」「今より給与が下がらないこと」、そして「Webサイトに携われること」…この3つでした。

なぜWebかというと、もともとWebデザインに興味があって、自分で勉強した経験があったからです。前職は「採用HP」という領域でしたが、Photoshopを使って画像を加工したり、配置を考えたりするのが面白かったというのもあります。そして、Webの中でも特に興味を持ったのが「ECサイト(通販サイト)」でした。なぜなら以前、自分が好きで続けていた接客の仕事と、前職で培ったオフィスワークのスキル、どちらも活かせるフィールドだと思ったから。サイトを見たお客様がどんなことを気にされるか、どんな情報を求めているか、それに対してどんな情報を提供すれば良いのか…というふうに考えを巡らせるのは、リアルな店舗で接客するのと似ているなって思ったんです。

転職軸が明確になった!と思った私は、さっそく転職サイトから15社ほどエントリーをしました。今思い返すと、そのときは「正社員雇用で給与が下がらなくて、Webに携われるならとりあえず受けてみよう」と考えてましたね(笑)。職種はあまり気にしていなくて、「なんとなくありかも」といった気持ちで広く応募をしていました。思いのほか選考は順調に進み、そのうち1社から内定をもらうことができました。面接1社目の会社です。「私もちゃんと必要としてもらえるんだ」と実感できて、嬉しかったことを覚えています。

ただ、内定をもらった会社の仕事は、前職とかなり近いものだったんです。Webデザインに広く関われる環境ではあったものの、立場はあくまでサポートする事務。そこでふと、果たして自分は、この会社に転職して納得いく経験を積めるのか?と思ったんです。過去の経験を活かせることも大事だけど、それよりも「この先のキャリア形成に役立つスキルを身につけたい」という軸が最優先なんじゃないか。そんな気付きを得られた出来事でした。

せっかく手にした内定を手放し、転職活動を白紙に戻すことはとても不安で葛藤もありました。でも「自分の成長に繋がる仕事ができなければ意味がない」と思ったため、先輩や上司に相談の上、辞退を決めました。

内定を辞退し、転職活動を再開。自分の大切にしたい軸を見つけられた。

転職活動をリスタートして、ようやく私が本当に叶えたいことを言語化することができました。それは、「Webサイトに携われること」ではなくて、「過去の経験を活かした上で、さらなるスキルを習得できること」だったんです。思い返せば、接客からオフィスワークに切り替えたのは「手に職つけたい」という想いからだったのに、今回だって「スキルアップしたい」って転職活動を始めたはずなのに、一番大事なところを蔑ろにしてしまっていたんですよね。これは反省点です。でも、途中でちゃんと気付けてよかった。

それからというもの、「経験を活かしながらスキルアップできる環境で働きたい」といった軸をブラさずに、転職サイトを慎重にチェックしました。あわよくば、ECサイトに関われるといいな…といった温度感で。そしたらたまたま、『エン転職』の「あなたに合った求人をオススメする機能」で、ダブルエーの求人に出会ったんです。

「『ORiental TRaffic』のECサイト運営」という職種で、仕事内容もECサイトの企画運営やデザインに広く携われるというもの。「サイト運営に関して、幅広い経験を積める」「広告の制作や商品撮影にも携われる」といった内容が書かれており、「おっ、これは!」と惹かれましたね。さらには「お客様が満足いく買い物ができるように、ECサイト上でも工夫を凝らすことが大事。接客や販売経験がある方は活かせます」といったメッセージもあったんです。接客経験が活かせる上に、未経験でここまでECサイトに関われる募集なんてそうない!と思い、すぐに応募をしました。

無事に書類選考を通過し、面接に進むことができました。なぜ転職するのか、どうしてこの仕事なのか、今後どうなりたいのか…どの質問に対しても、自分の考えが迷いなく言葉になって出てきました。転職活動中、たくさん悩んで、何度も軸を考えて巡り会えた仕事だったからこそ、できたことだと思います。

内定をもらえたときは、実は初めてのアパレル業界に躊躇する気持ちもあったのですが、未経験の私を選んでいただけたことが素直に嬉しかったです。初めて自分に自信を持てた瞬間でした。

悩むことは、決してムダにならない。充実した日々を過ごしながら、思うこと。

まだ入社して間もないこともあり、今はECサイトの基礎を学ぶべく、毎日の出荷業務やお客様からの問い合わせ対応、簡単な更新業務を担当しています。靴のECサイトなので、お客様からは「どんな履き心地なのか詳しく知りたい」「足幅が広いんだけど、本当に入るかしら?」といった様々な質問が寄せられます。もちろん、コミュニケーション手段は電話かメールのみ。お顔を見ることもできないし、直接フィッティングしてもらうこともできません。そんな中、「どうしたら購入を決断いただけるだろう?」「どうしたらお客様の不安を取り除いてあげられるだろう?」と、常にお客様のお気持ちを考えながら接客をしています。難しいですが、脳に汗をかいている感じが、たまらなく楽しいですね。

また、新商品の発売タイミングで、サイト上に商品をアップロードしたり、売れ筋に応じて在庫を調整したり…といった“ECサイト運営”らしい仕事も教わっています。いずれは、バナー広告やメルマガの作成にも挑戦させてもらえる環境なので、とても楽しみです。

まだ私は現状の仕事で一杯いっぱいなのですが、先輩たちは「サイト会員を増やす特典を作ろう」「試着した感想はこう書いたら参考になるかも」というように、色んな意見を出し合っています。「アイデアが歓迎される風土」という求人の内容に嘘はなかったんだな、と感動してしまったほどです。はやく私も一人前になって、サイトの企画やデザインなど、上流の仕事にチャレンジできるようになりたい。そのためにも、もっと貪欲に勉強し、先輩たちから学んで、スキルアップを目指したいです。

こんなふうに充実した毎日を過ごしながら思うのは、「転職は慎重に」やって本当に良かった、ということ。今までは「内定が出たらとりあえずそこに入社する」とあまり迷わず進めてきた自分がいたのですが、今回は妥協せず「なぜ転職するのか」と自分に問い続けたこと、正解でした。

もちろん、転職活動を始める前から、明確に転職軸が定まっている人もいると思います。確かに、それに越したことはないですよね。でも私のように、転職活動の途中で、本当の答えが見つかることだってある。悩むことは、とても意味のあることです。とことん悩んで、自分が心から納得できる選択ができたら、仕事はもっと楽しくなると思います。
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

自分の言葉で、本音を語ってくれた。面接官全員が「採用したい」と声をあげた。

採用担当
関 美奈子
評価したポイントと採用理由 「ECサイト運営」の募集は、非常に人気が高く、300名以上の応募が集まりました。面接にも多くの方にお越しいただいたことを覚えています。

これまで何度も採用活動を行なってきましたが、「オフィスで働きたい」「ECサイトに興味がある」といった漠然とした想いを話される方が多く、それでは志望動機として弱いと感じていました。今回は、キャラクターで当社と親和性の高いメンバーを採用しようと決めていたこともあり、スキル面よりも、人柄にスポットが当たるような質問を心がけました。

若宮さんは、これまでどんな想いで仕事をし、どんな想いでキャリアを築いてきたのか。当社で何をしたいのか、どんな人生を歩みたいのか。どの質問に対しても、誠実に、自分の言葉で話してくれました。きちんと自分の過去を見つめ、将来を考えていることが、一つひとつの言葉、表情から伝わってきましたね。面接官3名が、満場一致で「採用したい」と声をあげました。

入社いただいた後も、予想どおりの活躍を見せてくれています。本人は「まだまだ自分は…」と謙遜していますが(笑)。周囲の社員からの評価も良いですし、とても頑張ってくれている印象です。これから彼女が会社の中核を担う人材になれるよう、サポートしていければと思っています。
企業情報
会社名株式会社ダブルエー 資本金16億4065万円
事業内容■婦人靴企画・販売 ■『ORiental TRaffic(オリエンタルトラフィック)』などのオリジナルシューズブランド運営 従業員数568名(正社員256名、アルバイト312名)※2019年1月末現在