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2018/11/5

フランス国立大学の講師から編集職へ。転職活動中のアルバイトがキッカケで見えてきた仕事観とは。

坂口 千亜紀さんの転職体験記
前職フランス国立大学の日本語講師
現職教材・教育図書の編集
坂口 千亜紀(27歳)
Chiaki Sakaguchi
  • 応募社数1
  • 面接社数1
  • 転職までにかかった期間4ヵ月
この体験記のポイント
  • 非常勤講師の契約が満了。実質、初めての転職活動を開始したものの、分からないことばかりで戸惑う日々。
  • 教育・広報を軸にして始めた仕事探し。スムーズにいかない中、あるポイントがキッカケで状況が好転することに。
  • 新たな観点で求人を見るようになり、やりたいと思える仕事を発見。編集職としてやりがいあふれる毎日へ。

転職活動って、どうやって進めればいいの?というところからのスタート。

外国語大学を卒業した後は、業務用の酒販会社に就職して広報の仕事をしていました。販売先となるレストランやバーなどで使うメニュー表を制作したり、販促用のチラシをつくったり。より多くの商品をご購入いただけるよう、業績アップに向けた支援をするのが主な役割でした。

広報として経験を積んでいく中、転機となったのが大学のゼミでお世話になった教授からの連絡です。ある日「フランスで日本語講師をしてみないか」ってお誘いを受けて。大学ではフランス語を専攻していましたし、在学中に現地に留学した経験もありました。それで「よし、チャレンジしてみよう!」と思って海を渡ることにしたんです。

フランスでは非常勤講師として日本語を教える授業を受け持ちました。私のクラスは生徒数が10名ぐらい。大きな規模ではなかったため、一人ひとりとの関わりがしっかりと持てる環境でした。生徒に「日本語をもっと知りたい!」といってもらえたときは、講師としてすごく嬉しかったですね。

逆に、フランスでは授業に使う資料を作成するのが大変でした。日本語の資料をフランス語に翻訳し、授業で話せるように原稿に落とし込まなければならなかったんです。大学以外でも日本語講師として活動していたため、忙しい中で授業の準備をしていくのはとてもハードなことでした。

そうやって過ごす1日はあっという間で、気がつけば契約期間である2年が近づいてきました。契約の延長はできないため、フランスでの役割を終えて日本で仕事を探すことになりました。ただ、転職活動をするのは今回が実質初めて。大学時代に新卒の就職活動をしたことはあったのですが、日本語講師の仕事は教授からの紹介がキッカケでしたし。転職活動の勝手が分からなくて、どうやって求人情報を集めればいいんだろうという不安を抱えていました。

手探りで始めた仕事探し。しかし、転職活動は思うように進まず……

人材紹介サービスや転職サイトという選択肢がある中、私は転職サイトを使って、自分で仕事探しをする道を選びました。経歴が特殊だったこともあり、人材紹介サービスに登録しても自分には仕事を紹介してもらえないんじゃないかという不安があったんです。それでエン転職に登録し、これまでの経験が活かせる教育や広報の求人を探すことにしました。

希望条件は“教育もしくは広報の仕事”と“仕事と勉強を両立できる職場環境”でした。仕事とは別で言語学について学びたいと思っていたので、平日の夜や土日を利用して学校や講座に通える環境が必要だったんです。

しかし、いざ転職活動を始めてみると思ったように進まなくて。希望条件の業種を教育に設定して検索したり、広報の職種にチェックを入れて探してみたり、フリーワード検索で教育関連の仕事を洗い出してみたり……色々と試してみたのですが「これだ!」という求人とは出会えませんでした。

仕事でどんな影響を与えられるか。貢献の仕方に注目したら、やりたい仕事が見えてきた。

これまでは広報、教育といった軸で仕事探しをしていたのですが、出版関係の仕事にも興味を持つようになりました。これは帰国後に始めた塾講師のアルバイトがキッカケです。

塾講師は教育に関わる仕事ですが、影響を与えられるのは主に自分が担当する生徒に留まります。しかし、教材をつくる仕事なら生徒や講師にも役立てると思ったんですね。それが色んな塾に導入されるものなら影響は広範囲に及びますし、一般家庭でも使える教材ならより多くの人のためになる仕事ができるんじゃないかと気づいたんです。

この仕事は、人にどんな影響に与えられるだろうか。そんな観点を持つようになってから求人を見る目が大きく変わりました。自分がつくった教材によって、何百人、何千人、あるいは何万人という人に貢献することができる。そう考えると出版関係の仕事がすごく魅力的に思えてきて。当社の求人と出会ったのもまさにそのときです。出版と教育の両方に携われて、さらに休日は土日祝。希望条件にぴったり当てはまる仕事だったので迷わず応募することにしました。

仕事のやりがいも、働く環境も。理想の職場で手に入れた充実感あふれる毎日。

入社して感じているのは、当社を選んで本当によかったということ。希望条件だった“教育もしくは広報の仕事”と“仕事と勉強を両立できる職場環境”を満たす職場に出会えました。休日はきちんと取れていますし、仕事がある平日も退社時間のめどが立つ環境です。学校や講座に通うには予定の立てやすさが重要なのですが、その点もクリアしています。

また、仕事のやりがいという面でも満足度は高いですね。私は今年の4月に入社したのですが、初めて担当させていただいた書籍がもうすぐ発売されるんです。自分の関わったものが全国各地の書店に並ぶと思うと、すごく嬉しくて。当日は、きっと仕事帰りに書店をのぞいてしまいますね。今から発売日が楽しみです。

今後の目標は、まずは編集職として期待される役割をまっとうできるようになることです。今は仕事を覚えるので精一杯なので、少しでも早く先輩たちに近づけるよう成長していきたいと考えています。そんなわけで言語学を学ぶのはちょっと先になりそうです(笑)。これは仕事とは別の希望ですから、生活に余裕が出てきたら始めていこうと思っています。
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

人柄にひと目ぼれ。仕事を任せたいと思える人材でした。

総務部 部長
廣直 和歌子
評価したポイントと採用理由 編集職の募集でしたので、彼女の経験はそのまま当社の仕事に活かせるものではありませんでした。それでも採用したいと感じたのは坂口さんの人柄に惹かれたからです。特に笑顔が印象的でしたね。面接ではフレッシュさや明るさが伝わってきて、彼女が入社してくれたらオフィスが華やかになると思いました。

もちろん、評価ポイントはそれだけではありません。向上心の強さや会話のキャッチボールがスムーズにできる点も好印象でした。業務では社内外の関係者とのやり取りが多くなりますので、知識さえ身につければ活躍してくれる人材だと感じました。

後は、何事にも物怖じせずにチャレンジしていけるところでしょうか。経験こそないものの、彼女ならきっと大きく成長してくれる。面接では、そんな風に期待せずにはいられませんでした。まだ入社して間もないですが、将来は編集部の中心として活躍できるようになってほしいと思っています。
企業情報
会社名株式会社どりむ社 資本金1000万円
事業内容■塾・学校向け作文・添削教材、オリジナルのシステム教材 ■教育事業(小学生向け作文通信教育講座、塾・学校向け作文添削教材) ■一般情報誌・書籍の制作 ■教育関連書籍(学校準拠教材・家庭学習教材・教育図書・情報誌の制作) ■広報媒体(周年誌・記念誌、PR媒体などの制作) ■自費出版 従業員数44名(2020年12月現在)