2015/5/8

大学中退・職歴なしからの挑戦。

斉藤 優気さんの転職体験記
前職飲食店のホール・キッチン
現職広告物の営業
斉藤 優気(25歳)
Yuki Saito
  • 応募社数1
  • 面接社数1
  • 転職までにかかった期間3ヵ月
この体験記のポイント
  • 大学を中退し、後がない状態からの仕事さがし。
  • ずっと先の将来まで見越して、営業という仕事を選んだ。
  • 不安だらけだから、当たって砕けろの転職活動。

僕は一度も就職経験がないんです。

転職活動についてですが、そもそも僕は一度も就職経験がないんです。仕事を探し始める直前まで大学に在籍していました。学費を自分で稼いでいたのでアルバイトも忙しく、勉強・就職活動との並立は厳しいと感じていましたね。また、「早く社会に出たい」という想いもあったんです。4年生で大学を留年してしまったのですが、その時は「もう運命だな」と感じ、中退する事にしました。

ただ、中退する事について親には猛反対されました。良い大学を卒業して、良い仕事について……というルートこそが幸せだと考えていたのだと思います。4年生になり、目の前でそのコースを放棄した僕は、親不孝者に見えたはずです。

勘当されるくらいの勢いでしたが、とにかく「学んでいる事の延長線上にやりたい仕事がない」事を伝えたんです。なんとか納得してもらえ…納得はしていなかったでしょうけど、僕は就職活動を始めることにしました。

何より「会社の雰囲気」を大切にしたかった。

就職先を探す時、なにより大切にしたのは「会社の雰囲気」でした。会社の成長性や安定性はもちろん重要ですが、自分が働くということを考えると、一緒に働く人や会社全体の雰囲気が大切だったからです。

いくつか転職サイトを見た上で、エン転職をメインに活動しました。社風がわかるような画像や企業とのやりとりが掲載されていたので、安心感があったのがその理由です。どんな仕事を探すか決める時に、「どこでも必要とされて、どこにでもスムーズに入り込める仕事ってなんだろう」と考えました。電気系の分野を学んでいたのですが、自分に合わないと感じるようになっていたので。専門性の高い仕事は、一度入ると他の分野に移ることが難しいと思ったんです。

結果、営業職を軸に探す事にしました。ノルマなど、厳しいイメージはもちろんありましたし、やっぱり不安もありました。ですが、「そこは入ってから考えよう」と割り切って行動しました。たまたまミズカミの求人を見つけた時、「社員は会社のために、会社は社員のために」という社風が感じられたんです。“ダメで元々”ではないですが、「当たって砕けてみよう」と思い、初めてのエントリーをしました。

自分なんて底辺の底辺だと思っていた。

転職活動は不安の連続でした。書類をつくることや面接も初めてでまったく勝手が分からなかった。他に応募している方は就業経験があるはずで、社会人としてのマナーがあり、営業経験のある方もいらっしゃったと思います。それに比べ、僕は武器がひとつもなかった。大学は中退、職歴はない。そんな中でどうやって戦っていけばいいのかという不安は常にありました。

面接のことは緊張していて殆ど覚えていないんですが(笑)、志望度は間違いなく上がりました。一方通行ではなく、ちゃんとした会話のように進んだので、入社してからも意見が言える環境なのだろうと感じられたんです。自分なんて底辺の底辺だと思っていたんですが、そんな僕に対して「次の社員になりうる人」として対応をしてくれたことに感動しました。

一方で、「最終的には落ちるかもしれない」という覚悟は常にしていたと思います。もしダメだった時のショックは大きいので。転職者は皆そうかもしれませんが、「ダメならすぐに次を探さないと」という焦りはいつもありました。

結果、二回目の面接を終えた後、電話が掛かってきて「最終的に二人に絞ったんだけれど、斉藤君にしようと思うんだ。どう思う?」と言われて(笑)。どうもこうもなく、その場で「是非お願いします!」と即答しました。

わがままを許してくれた家族の為にも。

入社して8ヶ月経ちますが、まだまだ独り立ちできたとは思えません。今も上司と行動して様々な事を教えていただいているからなんですが。実は原稿にも「入社から一年間は上司がついて教えます」という一文がありました。

「はやく独り立ちしたい!」という想いがある一方で、応募の時、その一文はとても大きな安心材料だったんです。本当に何もわからない状態で社会に出る僕にとって、近くに誰かがいてくれるというのはすごく心強いことでした。原稿の言葉に偽りはなく、実際に入社後も、上司と一緒に行動しています。今でもいつも「行くよ!」といわれて「はい!」と付いていっている状態ですが、やっぱり早く独り立ちしたいですね(笑)。

それと、家族に就職の報告をしたんです。そのときは「別にどうでもいい」という感じの反応をされたのですが、喜んでくれていることは伝わりました。わがままを通させてくれた家族の為にも、この職場で早く仕事を任されるように、精一杯頑張ります!
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
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採用担当者の声
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自分の右腕として、会社を引っ張るトップセールスになって欲しい。

東京支社 営業部 課長
河内 功
評価したポイントと採用理由 今回は未経験の営業職募集でした。この業界の営業には様々なタイプがいます。「売れる営業」をパターン化する事が難しい業界です。そう考え、誠実に一から学び、企業のDNAを引き継いでくれるような方を探していました。

なので、本当に「ドシロウト」を入れたかったんです。違う言い方をすれば「私の右腕を育てたい」というのが、今回の募集の狙いとなっていました。彼にとって職歴がない事はマイナスにも感じたでしょうが、私達にとっては「他のやり方に染まっていない人」として映りました。その中でも彼はとても誠実そうで、顔つきも良かった。なおかつ家庭の事情もお聞きして、親御さんを大切にしながら一生懸命頑張ってくれるだろうと思ったところが決め手ですね。

入社して頂いて8ヶ月、厳しい事を言ったりもしますが、それくらいの対応ができないと営業はやっていけないと思っているからなんです。いろんなことを注意して、怒って、それこそ「悔しい」という思いをするように、いまは教えています。厳しい道だと思いますが、彼には是非、トップセールスを目指して、ゆくゆくは会社を引っ張っていって欲しいと思っています。
企業情報
会社名株式会社ミズカミ 東京支社 資本金1000万円
事業内容広告代理業/印刷物全般/ノベルティグッズ/企画・デザイン/画像処理/カラー製版 各種大型出力/サイン全般/ディスプレイ/装飾/企画・製作・施工 他 従業員数74名(2014年6月)