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2018/6/25

商品企画やMDを歴任。それでも転職で「販売職」を選んだ理由。

岩崎 雅徳さんの転職体験記
前職婦人靴の商品企画兼MD
現職オーダースーツの販売
岩崎 雅徳(34歳)
Masanori Iwasaki
  • 応募社数20
  • 面接社数16
  • 転職までにかかった期間4ヵ月
この体験記のポイント
  • 新卒入社の婦人靴メーカーで商品企画やMDなどを経験。そして、子どもの誕生を機に転職を考え始める。
  • 経験キャリアが幅広い分、希望職種に悩む。決め手になったのは「何にモチベーションを感じるか」だった。
  • 形のない商品であるオーダースーツの販売職へ。「お客さまの喜ぶ顔」にモチベーションを感じる日々。

商品企画やMDなどの花形職種を経験。子どもの誕生を機に、このままの働き方で良いのかを考え始めた。

大学を卒業後、新卒入社したのが前職の高級婦人靴メーカーでした。ジョブローテーションが盛んな会社で、2~3年で異動…ということがほとんど。私も販売から店舗運営、バイヤーや商品企画にMDなど、非常に幅広い経験をさせてもらいました。おそらく総務以外はすべて経験したんじゃないですかね。

最終的に商品企画MDとバイヤーを兼任する立場だったのですが、これが非常に多忙でした。特にバイイングでは年に2回、イタリアの展示会に参加するために1~2ヶ月の海外出張へ。そこで得た情報を自社の商品企画に落とし込む…ということもやっていたので、出張の前後1ヶ月は毎日終電帰りが当たり前でした。

そんな働き方の中で、子どもが生まれたことをきっかけに転職を考えるように。このままでは育児への協力も難しいですし、仮に販売職になったとしても3年ごとに転勤の可能性がある。子どもにとって「地元」と言える場所をつくってあげたかったので、腰を据えて働ける環境を目指しました。

軸が定まらないまま始めた転職活動。自分が何がしたいのかを、じっくり考えたことで前へ進めた。

前職の業務を続けながらだと出張もあって転職活動に集中することはさすがに難しかったので、本格的に始めたのは退職後。休息をとる意味合いもありましたが、あまり時間をかけても家族を不安にさせてしまいます。だから自分で「ここまでに転職を決める」という意志を持って転職活動を始めました。

ただ、転職活動を始めたばかりのときは、自分がどんな仕事をしたいのかを具体的にイメージできていませんでした。前職では様々な経験をさせてもらったこともあり、何か一つに決めきれていなかったんですね。だから企画職もMDも受けました。中にはアパレルではない企業もありましたね。

基本的には求人サイトを見て、興味を持った企業に応募する…というやり方でしたが、掲載されていなくても気になった企業があれば自分で企業HPから問い合わせをして、募集していないかを聞いたりしたこともありました。

しかし様々な企業の面接を受ける中で、「本当に自分がやりたい仕事は何か」と疑問を感じるように。そこで、「今まで自分はどんなことにモチベーションを感じていたのだろう」と、自分の仕事を振り返りました。そのときに出てきたのは「お客さまのために」という想い。お客さまが喜んでいる姿を見ることが、自分にとっての一番のモチベーションだったんです。その場合、お客さまと直に接する販売職こそが、自分のやりたいことなのだと思え、そこからは販売職を中心に転職活動を進めるようになりました。

働きやすさも、成長も、両立できる会社に出会えた。

様々な販売職の求人がある中で、花菱縫製に決めた理由の一つはものづくりへのこだわりの強さを感じたから。もともと好奇心が強く、ものがどのようにつくられているかを知るのが好きでした。海外で縫製を行なう会社が多い中で、花菱縫製は国内の自社工場での縫製にこだわっています。そうしたものづくりへのプライドに、心をくすぐられました。質の高い商品を扱えるからこそ、自分が仕事において大切にしたい「お客さまのために」という想いも叶うと信じられたんです。

花菱縫製のオーダースーツは、いわば高級品。前職で扱っていた商品も高級商材だったので、共通する部分があります。必然的にいらっしゃるお客さまもステイタスの高い方が中心。ここでなら前職で培った経験も活かせるし、接客をさらに究めることができるのではないかと考えました。

働き方に関しても、会社として残業を少なくしようと取り組んでいる点に安心感を覚えました。自分の時間を大切にするためにも、仕事の効率を上げよう…という会社の姿勢に共感したことを覚えています。

お客さま一人ひとりに向き合い、自信をもって「真にいいもの」をご提案できる。

当初気にしていた働き方は、ありがたいことに前職と比べて大きく変わりました。「遅くまで残らずに私生活の時間も大切に」という考えを会社として持ってくれているので、本当に残業は少なくなりました。現在は自宅から職場までも近いので、仕事が終わってからでも子どもの面倒を見ることができています。朝も時間が合えば幼稚園へ送り届けたりもできますし。子どもの寝顔しか見られなかった前職に比べると、家族間の会話が増えましたね。

現在、『HANABISHI』岩槻加倉店にてオーダースーツのご提案をする中で、お客さま一人ひとりに対して、こまやかな接客ができることが嬉しいですね。ステイタスの高いお客さまが多いとは申し上げましたが、それでもお客さまのお好みやスーツに求めるものはそれぞれ異なります。ちょっとした会話の中からでもお客さまが本当に求めるものを見つけ、満足のいくご提案ができたときに「自分がやりたかったのはこれだ」と思えます。

そして「いい商品を扱っている」という感覚が持てるのも、嬉しいですね。『HANABISHI』のオーダースーツの価格は、生地によって変わります。逆にいえば、どの生地を選んでいただいても、仕立ての質は変わりません。職人が丹精を込めて仕立てます。それだけ手間をかけているのですから、そのつくり手としての想いを伝えることが他社のスーツとの差別化にもつながります。お客さまの求めるものがそれぞれ違っても自信を持っておすすめできるのは、接客する身としては嬉しいんです。

思えば「家族のために」と決断した転職でしたが、結果的には私自身の仕事の充実度も大きく上げることになりました。「商品企画やMDを経験して、なぜまた販売に?」と意外に思われる方も多いですが、お客さまの満足度に一番寄与できるのは販売だと思っています。その中で、今の環境は申し分なく、それを味わうことができます。「何が自分のモチベーションを高める仕事なのか」を突き詰めた結果、巡り会えた大好きな仕事です。
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
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採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

経験の豊富さより「お客さまのために」という想いが決め手でした。

販売二部 部長
高岡 良房
評価したポイントと採用理由 書類選考の段階から経験の豊富さには注目していました。しかし、実際に面接で岩崎さんにお会いしてみると、もっとよい評価ポイントがありました。それが「お客さまのために」という想いが伝わってきたこと。経験が豊富なだけでなく、そこから「自分はこうありたい」「周りをこうしていきたい」という考えがあったからこそ、ぜひ当社に来ていただきたいと思ったんです。当社は決まった商品や価格があるわけではありません。お客さまのご要望に応じて、様々な提案が考えられます。それが最終的に「お客さまにとっての最良の選択になる」という点に、おもしろさを感じてもらえたのでしょう。

特に岩崎さんは様々な経験をしているからこそ、感じられるおもしろさもあると思います。たとえば当社では勉強会と称して縫製工場を見学したり、商品を分解してどのようなつくりになっているかを知る研修なども行なっています。「ものづくり」という観点においても、楽しめる環境です。今後、前職の経験を活かしながら、お店において中心的な役割を果たしてもらいたいと期待しています。
企業情報
会社名花菱縫製株式会社 資本金8000万円
事業内容紳士服・婦人服・オーダーシャツの企画・製造・販売・受託生産事業 従業員数700人(2019年3月現在)