2018/4/9

転職を繰り返した20代の後悔。仕事で失った自信を、仕事で取り戻せた。

若林 大輔さんの転職体験記
前職人材コーディネーター
現職ルート営業
若林 大輔(29歳)
Daisuke Wakabayashi
  • 応募社数25
  • 面接社数7
  • 転職までにかかった期間1ヵ月
この体験記のポイント
  • 短期間で転職を繰り返した20代。書類選考の不合格は20社近くに達した。
  • 失われた自信。希望条件をまっさらな状態に戻してリスタートを切る。
  • 転職はゴールじゃない。恵まれた環境だからこそ、成果を出せるかどうかは自分次第。

20代で4社を経験。書類選考は不合格の山だった。

実は今の会社は4社目なんです。新卒入社した1社目は建築業界でした。ちょうど東北の復興工事が多い時期で、現場監督として3年ほど勤めました。

その次はファストファッション大手の店長です。こちらは2年ほどでしょうか。店長の仕事の一つが、アルバイトさんの教育でした。ただ、店長自身が数ヶ月という短期間で異動してしまう体制で、アルバイトさん一人ひとりの成長を見届けることは難しいというのが実情でした。

次の転職では、その「人の成長を見届けられない」という消化不良感を解消したくて。「じっくり時間をかけて人を育てていく」仕事ができそうと思い、派遣会社の人材コーディネーターに転職しました。ところが、入社半年ほどで事業が縮小することになり…。職種と給与形態の変更が持ちかけられ、人材コーディネーターを続けられなくなりました。

そこで今度こそ「じっくり時間をかけて人を育てていく」仕事に就きたくて、転職サイトで人事の求人を探し始めました。しかし当時私は28歳で、次は4社目になります。20代で短期間の転職を繰り返していたので、なかなか書類選考を通過できなくなっていたんです。

自信を失い、希望条件をリセット。リスタートを切ったことが転機に。

書類選考の不合格は、20社近くに達しました。転職活動は、まず書類選考が通過しなければ話になりませんよね。もう、完全に自信を失ってしまって…。20代の仕事経験の価値は何だったんだろう、転職を繰り返したのはやっぱり間違いだったのかな、と今更ながら後悔したりもしました。

自分の何がだめなんだろう?本当に「じっくり時間をかけて人を育てていく」仕事がやりたいのか?何かにこだわり過ぎて可能性を狭めている条件はないか?…自問自答していくと、実務経験がない私にとって、人事への転職のチャンスが決して多くないのは当然のことだと理解もできてきました。そこで、希望条件を一旦まっさらな状態にリセットして、リスタートしようと決めたんです。

代わりに重視したのは、未経験者が受け入れられやすい環境です。更に念を入れて、「教育体制」に注目して、応募先を絞り込んでいきました。教育体制をアピールする企業は、未経験者を歓迎してくれそうだと思ったので。今の会社の求人にも、「3年間かけて育てる」というメッセージと、独り立ちするまでの計画が記載されていました。営業職は未経験でしたが、意気込んで応募するとすんなり書類選考も通過できて。面接に呼ばれたときは嬉しさはもちろんですが、「このチャンスは逃せない…!」と緊張感が高まりました。

転職はゴールじゃない。会社も、長く勤めていける人材を求めていた。

私自身が緊張していた反面、面接で迎えてくれた社長や営業の上長は穏やかな雰囲気でした。今思うと、緊張を解きほぐそうとしてくれていたのかもしれません(笑)。商材の独自性や仕事スタイルなどを丁寧に説明をしてもらえて、改めてここで働きたいなと思いました。

募集背景も率直に話してもらいました。私の直前に入社された方は事情があり、早期に退職されてしまったそうなんです。会社としてもそのことを大変残念に思っていて、私の選考でも「本当に長く勤めていけるか?」を重視していたようです。会社も、私も、「長く一緒に」という思いは共通なんだとわかって、素直に嬉しかったですね。

私からは、改めて教育体制について質問をさせてもらいました。「転職したらゴール」でないことは20代の経験から重々承知していますから、入社できるのならキチンと成長してお返ししたかったんです。自分の経歴や能力には自信がありませんでしたし…。実際に社長から3年間に及ぶ教育体制の詳細を聞けたり、「ちゃんとバックアップして行く」という言葉をかけてもらって、グッと志望度が高まった面接でした。

内定をもらって1週間後には入社しました。社長や上司の商談に同行すると、取引先が大手企業ばかりで驚きました…!最初こそ覚えることが多くて大変でしたが、周囲のみなさんがきめ細やかにバックアップしてくださって。安心して仕事に没頭できる環境に、本当に感謝しています。

仕事で失った自信は、仕事でしか取り戻せない。

営業になって感じるのは、「正しいものを売っている」と信じられる有難さです。当社は商品自体に強い独自性と価値がありますし、多くの取引先に支持いただいてきた実績もあります。スタンスとしても、取引先に「御社が抱えている課題は、当社の商材では解決できません」と言って他社を紹介するような正直さがある。売上目標も、個人ノルマはなく、みんなで「どうやって積み上げていこうか?」とアイデアを出し合って達成する体制です。そんな恵まれた環境だからこそ、成果を出せるかどうかは本当に自分次第なんですよね。甘えず、おごらず、気を引き締めて取り組んでいきたいです。

また、経験の浅い私のアイデアも、積極的に取り入れてもらえる風土も張り合いになっています。実際、営業活動で使っているカタログについては、「特徴が一覧できる早見表を組み込んでみては?」というアイデアを取り入れてもらいました。小さなことかもしれませんが、自分にとっては失われた自信を一つ取り戻せたような、大切な一歩でした。やっぱり仕事で失った自信は、仕事でしか取り戻せないんですよね。

今後は、社長や上司への恩返しになるような仕事がしていけたら、と思っています。目標を一つ挙げるなら、東北地方への拡販ですね。現在、人員の少なさもあって、営業エリアは都心が中心になっています。でも実は、様々な地域から引き合いは増えていて。特に東北からの需要は多いので、ぜひ私が先頭に立って東北地方のお客様を増やしていきたいです。そんな長期的な目標を掲げられるようになったのも、転職後の嬉しい変化かもしれません。長く勤められる仕事や環境に出会えたその先は、自分次第。そんなところが今のモチベーションになっています。
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
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採用担当者の声
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丁寧に、着実に。彼のコミュニケーションの特徴です。

代表取締役
伊弉末 俊夫
評価したポイントと採用理由 若林さんは、最初は控え目な印象でした。しかし幼少期から高校までラグビーを続けていて、困難を乗り越えた体験も多くあったそうなんです。面接でそんな話をする中で、彼の「内に秘めた情熱」を感じ、ぜひ我が社で活かしてほしいと採用しました。

彼のコミュニケーションは、とにかく丁寧で着実。そのおかげで、社内外を問わず、信頼が確実に積み上がってきていると感じます。この点は彼自身の努力のたまものでしょうね。

今後期待したいのは、ラグビーでいえば「ポイントゲッター」としての役割です。彼の特性である丁寧・着実なコミュニケーションでオフサイドラインをあげつつ、我が社の事業の発展を牽引してくれるような人材へと成長してくれることを期待しております。
企業情報
会社名ピンチブロック株式会社 資本金3000万円
事業内容ゴム及び樹脂成型の製造・販売 従業員数21名(2016年10月現在)