2018/3/19

会社の規模や安定性は重要じゃない。
大事にしたのは、自分らしく働ける環境かどうか。

石井 泰裕さんの転職体験記
前職MAミキサー
現職MAミキサー
石井 泰裕(33歳)
Yasuhiro Ishii
  • 応募社数5
  • 面接社数3
  • 転職までにかかった期間3ヵ月
この体験記のポイント
  • MAミキサーとして8年ほど勤務。前職の企業の経営方針が変わり、転職を考えるように。
  • 検索エンジンにキーワードをいれて検索。『エン転職』に掲載している求人情報と出会い、登録。応募した。
  • 転職活動の判断基準は、自分らしく働ける環境かどうか。仕事の充実が人生を楽しくしてくれると思う。

前職もMAミキサーとして勤務。バイトから始めて、8年ほど働いた。

僕は、前職もMAミキサーとして働いていました。このMAミキサーという言葉は、初めて聞くという方も多いかもしれないですね。マルチオーディオミキサーの略で、簡単にいうと収録されたテレビ番組や映画の音声を、視聴者の方が聞きやすいように調整をする仕事です。収録されたままの音声だと、雑音が入っていたり、出演者によっては声の大きさが違っていたり…とてもそのまま流せる状態ではないんです。シーンごとに音声のレベルや音質を調整して、最終的により伝わる映像に仕上げていくのがMAミキサーの仕事になります。

僕は、この仕事に就いて9年ぐらい。始めたキッカケは、先輩からの紹介で自社コンテンツを持っているTV番組会社にバイトで入りました。その後、契約社員になり、海外ドラマのプロモーションビデオなどを担当していました。仕事そのものはめちゃくちゃ楽しかったですね。ディレクターやクライアントの要望を汲み取りながら、自分の担当する音声を重ね合わせて一つの作品を作り上げていく。やりがいは充分でした。大変なことも多くありますが、それ以上の楽しさがありました。

ですから、転職を考え始めたのは仕事が辛かったとか、嫌になったとかではないんです。実は、前職で勤めていた企業の経営方針が変わり、これまでと同じ環境では働けなくなるかも…という懸念が出てきて。そんな話を受けて、僕が不安に感じたのは「楽しい仕事ができなくなる…」ということ。僕にとって大事だったのは、会社の規模や安定性ではなくて。何より自分らしく楽しく働けることを重視していましたから、心配や不安を抱えたまま働き続けるのではなく、だったらこのタイミングで新しい環境を探してみようと思い始めました。

常にアンテナを。 欲しい情報は自分で拾える環境をつくった。

楽しい場所がなくなるかもしれない…そんな気持ちから転職を考えるようになりました。僕の中では“転職”というより、新しいフィールドを探す、という感覚に近かったように思います。ですから、転職サイトに登録したり、エージェントに行って面談をしたり、という方法は取りませんでした。常にアンテナを張っておいて、自分の欲しい情報が入る環境を作っておくことに注力していたな、と思います。

どういうことかというと、僕はやりたいことは“MAミキサー”と決まっていましたから、検索エンジンにキーワードをいれて、上からチェック。自分が活躍できそうなスタジオを探していくんです。さらにキーワード登録をして、ひっかかればメールでお知らせしてくれるよう設定したり。大事なタイミングを逃さず応募できるように工夫をしていましたね。

こんな探し方でしたから、時には採用ページではなく、企業HPのお問い合わせから採用の問い合わせをしたこともあります(笑)。企業側はびっくりだったと思いますね。お客様専用の窓口が採用エントリーに使われたんですから(笑)。

「唯一のポジション」「専用MA室」…。求人に書かれた言葉を見て応募を決めた。

僕が次の会社に期待していたのは、自由に任せてもらえるところ。もちろん、全て自由にという意味ではありません。責任の負える範囲で、これまでの経験や人脈を活かしながらのびのびと仕事ができたら…と考えていました。なので、大手より小さなスタジオのほうが向いているかな、と。自分の考えで動いていけそうなところに魅力を感じていました。

そんな中、いつもと同じように検索エンジンにキーワードを入れて検索していたところ、『エン転職』でMAミキサーを募集している東京ヴィ・ピー・アールの求人に出会いました。応募を決めたのは、原稿内に記載されていたいくつかの点。「当社唯一のポジション」「あなた専用のMA室あり」という言葉には、グッと来ましたね。あ、自由に仕事をさせてもらえるんだ、ということが伝わってきて。さらに、MA室の写真が載っていて、自分の働く環境が見えたというか。ここだと応募を決め、その際に初めて『エン転職』に登録をしました。

面接は、特別緊張したという記憶はありません。自分の中で、採用する側とされる側で、どちらが上とか下という考えがなかったからかもしれないです。面接で伝えたのは、自分が持っている技術やノウハウを使って、何ができるかということ。会社にどのような貢献ができるかについて話をしました。一方で、自分がやりたいことや仕事のスタイルについても正直にお伝えしていきました。この2つを伝えて、その上で自分という人間を採用したいと思ってくれれば、ぜひ入社をしたいな、と。面接は通過点に過ぎません。そこで見栄をはったり、嘘をついても採用されたときに大変なだけですから。

人生の充実は、仕事に対する満足度で決まると思う。

一方、面接を担当してくれた社長の上ノ内は「上手くやってくれればOK」という考えで。自由にやれる分、責任は自分で取るという覚悟が必要なんだと感じましたね。プレッシャーはありましたが、でもそれが一番自分らしく働ける環境だと知っていましたから、内定をいただいた後、そのまま入社をすることを決めました。

現在は、入社して半年ほどが経ったところですが、改めてこの仕事の面白さを感じる毎日ですね。達成感ややりがいは何ですか…と聞かれたら、僕は「イメージ通りの映像を作れたとき」と答えます。言葉で表現するのは難しいのだけれど、クライアントとディレクター、僕らミキサーの3方向の想いがっちりととはまって、思い描いていた映像ができたときは、本当に嬉しい。そして「ありがとう、いい映像ができたよ」と感謝の言葉をいただけたときは、仕事だからという言葉では片付けられない喜びを感じますね。心の中でガッツポーズをしちゃうような感覚(笑)。

改めて振り返ってみて、僕の転職活動の判断基準は、自分らしく働ける環境かどうか、ということでした。仕事をするなら楽しくやりたい。だって、自分の人生が充実するかどうかは、仕事に対する満足度にかかっていると思うから。ここに転職を決めた僕の選択は、間違っていなかったと思います。
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
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採用担当者の声
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“いきのよい若手”の入社に期待を寄せています。

代表取締役社長
上ノ内 浩智
評価したポイントと採用理由 『エン転職』を通じて応募いただいた方を選考する中で、当初は経験豊富な50代の方が候補にあがっていました。ですが、私の希望としては、会社の将来を考えて、30代ぐらいの若手人材に入ってきてもらいたいと考えていたんです。そんな時に、石井さんと出会うことができました。一言でいうと、“いきのよい若手”という印象ですね(笑)。

1ヶ月間ほど前任の引継ぎを経て、現在は、当社唯一のMAミキサーとして活躍してくれています。前任者がいた頃は遠慮していた部分もあったのかなと感じることもありましたが、今はのびのびとやってくれているのではないでしょうか。私としては、石井さんに「預けた!」という気持ちですね。石井さんの作る音が、当社の音になっていきますから、いろんな音との出会いを大切にスキルを磨いていってもらいたいですね。
企業情報
会社名株式会社東京ヴィ・ピー・アール 資本金2000万円
事業内容舞台及びLIVE(コンサート)映像収録 販売用DVD(BR)制作 制作技術業務(販売促進、社員教育、教材、記録等のVPの企画・制作) テレビ番組・CMの企画制作 ビデオ編集室、録音スタジオのレンタル ホールの音響、照明、舞台、技術業務 技術者の派遣 その他映像、音響に関する全般のプロダクション業務 従業員数10名(2017年10月時点)