転職フェアって何?

転職フェアに行ったことはありますか?「参画企業○○○社」、「エンジニア向け」他、フェアの広告を見て興味を持ったことがある。しかし、実際に行ったことはない。そんな人がいらっしゃるのではないでしょうか。転職フェアは、有益な情報を、短時間で収集できるイベント。出展している企業と直接話をする以外にも様々なサービスが用意されているため、上手く活用すれば、転職活動がスムーズに進むかもしれません。そんな転職フェアの活用方法をまとめました。是非、参考にしてイベントに足を運んでみてください。
転職フェアってどんなイベント?
転職フェアの多くは、転職サイトを運営する人材系企業が主催しています。開催場所は、東京・大阪・名古屋・福岡など大都市圏が中心。200社を超える出展企業・1万人近い来場者の大規模イベントから、地元企業10社程度が集まる小規模なものもあり、在職中の方が参加しやすいよう、土日祝日で開催されることがほとんどです。近年では、以下のような転職フェアの種類が増えています。
●業界別 転職フェア
IT業界、ファッション業界、クリエイティブ業界、といった該当する業界の企業のみが出展するイベント。業界分類ではないものの、外資系企業専門というフェアも。
●職種別 転職フェア
営業職、販売職、ITエンジニア職、看護師など、特定の職種を募集する企業が集まるイベントです。
●ローキャリア向け 転職フェア
業界・職種に関わらず、ローキャリア(若手社会人・第二新卒)の方を、積極的に採用したい企業が参加しています。
●Uターン・Iターン 転職フェア
人材系企業ではなく、地方自治体などが開催するUターン・Iターン転職フェア。移住に関する相談ができる場合が多いです。
転職フェアの活用方法
【1】メインはもちろん、企業ブースで人事担当者と直接会話!
一度の来場で、多くの企業の人事担当者・現場社員から話を聞くことができます。応募するかどうかの判断はその後でOK。数人の参加者と聞くセミナー型や、1対1の面談型など形式は様々。気になった企業ブースがあれば、WEBでは聞けないリアルな会社・仕事情報を聞いてみましょう。
【2】転職相談コーナーで、カウンセラーと面談。
大規模なイベントであれば、ほとんどの場合開設される転職相談コーナー。キャリアカウンセラーから自己分析のアドバイスがもらえたり、希望の会社を探すためのサポートが受けられます。履歴書や職務経歴書を持ち込めばアドバイスももらえるはずです。まだ、転職を迷っている方や、転職方法がわからないという方でも大丈夫。まずは相談してみましょう。
【3】講演・セミナーへの参加。
人事担当者による会社のPR、キャリアカウンセラーによる転職指南、著名なエンジニアや有名人の講演など、企業ブースでは聞けない、ためになる情報を聞くことができます。中には立ち見が出るほど人気のセミナーもあり。興味があれば、イベントスケジュールをチェックして参加してみましょう。
企業の生の声を聞くことができ、サポートサービスや講演と盛りだくさんの転職フェア。活用方法は参考になったでしょうか?百聞は一見にしかず。応募するかどうかは別にして、一度足を運んでみてもよいかもしれませんよ。