履歴書（住所）の書き方｜転職者必見！書き方のお手本・よくあるQ＆Ａあり

「都心で働きたい」「地元の企業に勤めたい」「住んでいる場所から通える職場がいい」……など、転職を考える中で働く場所を重要視する方は多いのではないでしょうか。

実際に、転職を機に引越しを考える人も多いといいます。その際に、履歴書には新しい住所を書くべき？それとも、今住んでいる住所を書くべき？……など、正確に書かなければいけない項目だからこそ、迷ってしまいますよね。そこで、履歴書の住所に関するお悩みをQ＆Ａでご紹介していきます。

1.履歴書の住所について

郵便番号

郵便番号を省略しても、郵送物は届く場合が多いですが、履歴書にはしっかり記載しておきましょう。履歴書の「〒」印に続けて、123-456　といったように記入します。忘れてしまいがちなので、提出前に記入してあるかどうか、しっかりチェックをしてください。

都道府県

「千葉県千葉市」「奈良県奈良市」など、都道府県と名前が同じ市の場合も多々あります。しかしながら、都道府県は省略しないのが履歴書を書く上でのマナーとなります。丁寧に住所を書くことで、その会社への熱意は伝わるはずです。自分の手間を省くことを考えずに、しっかり記載をしましょう。

丁目・番地・号

「1-2-3」といった風に、日常生活ではハイフンを利用する場合が多いと思います。しかしながら、上記に記載したとおり、省略化させている印象をもたれてしまうため、好ましくありません。また、漢数字よりも英数字を利用することで、一（いち）とー（ハイフン）を区別することも可能です。

マンション名

「マンション名・アパート名が長い」という悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。しかしながら、これまでと同様に省略することはＮＧ。「101号室」まで、しっかりと記載しましょう。

ふりがな

ふりがなのポイントは、大きく2つあります。1つ目は、「ひらがな」「カタカナ」のどちらで記載するか。欄の名前が「ふりがな」となっていた場合は、ひらがなで記載。「フリガナ」の場合はカタカナで記載するのがルールです。しっかりチェックをしてから、記入しましょう。2つ目は、どこまで記載すべきか。都道府県と市町村まで記入をすれば、基本的に問題ありません。また、マンション名に漢字がはいっている場合には、念のためふりがなを記入しておくと良いでしょう。

見本｜現住所の書き方

これまでのポイントを踏まえて記載をした見本をご紹介します。是非参考にしてください。

2. 住所の書き方でもう迷わない！よくあるQ＆A

不安なことはすべて解消！転職者が悩んだポイントとは？

【Q】住所が長くて入らない場合は省略してもOK？

【A】 基本NGです。

もちろん住所の書き方だけで合否が決まることはありません。しかしながら、丁寧さをアピールできる項目のひとつでもあります。また、稀に古くから続く企業の場合は、これまでの風習を大切にしていることもあり、履歴書の書き方で見極めていることも。下記の見本のように、二行になってもかまいませんので、省略せずに、しっかり記載をしてください。

【Q】もうすぐ引越しをしてしまうのですが、どこの住所を記載すれば良いですか？

【Ａ】応募時点での住所を記載してください。

すでに転居先が決定している場合は、「連絡先」の欄に記入をしましょう。また、「◎月◎日に転居予定」と記載をすれば、書類などの郵送ミスも発生しないので安心です。人事担当者の場合、無理なく通えるかどうかを書類選考時に見ていることもあるため、もし決まっていなかったとしても「◎月頃に横浜市に引越しを予定しています。」と添えておくと良いでしょう。

まとめ

「現住所」や「連絡先」は、決まった情報を記載するだけ。だからこそ、必ずしも選考の合否に影響しているとは限りません。しかしながら、人事担当者は細かな点からもあなたの性格を見極めようとしていることは、確かです。過不足なく、わかりやすい履歴書を是非意識してみてください。