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リストラ・倒産による転職の場合の自己PR例文・ポイント

リストラ・倒産による転職の場合の自己PR例文・ポイント


会社の業績不振による、リストラや倒産。そんな働く人にとって突然に訪れる転職活動のきっかけもあります。しかし人生でそう何度も経験しないことだから、転職理由や自己PRを履歴書や職務経歴書などでどう伝えればいいのか分からなくなっても無理はありません。

 

キャリアアップ・キャリアチェンジなどの自己都合と違い、気持ちの整理もつかないまま転職活動に臨む不安もあるはず。今回、リストラ・倒産といった会社都合の転職における心構えや、自己PRの書き方について、ポイントを詳しくご紹介。突然の転職活動に自信を持って臨んで成功させるために、ぜひ参考にしてみてください。

 

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リストラ・倒産による転職活動の心構え

リストラ・倒産という言葉にはネガティブなイメージがあり、なかなか話しづらいことかもしれません。特にリストラの場合は、転職活動に不利に働くのではないかという気持ちにもなるかも。

 

しかし、必ずしも選考においてマイナスのことではありません。企業は入社後の意欲に期待していますから、会社都合の転職に印象を左右されることなく、応募者自身のことをみたいと考えています。だから、リストラや倒産を気にしてネガティブになり、自己PRが消極的になってしまうことが問題なのです。

退職理由の書き方は?

会社側が経営不振によるリストラや倒産を理由に、一方的に労働契約を解除した場合は、履歴書や職務経歴書には「会社都合により退職」と明記しましょう。応募書類に「会社都合による退職」と書かずに、面接で伝える方法もありますが、提出書類に予め書かれているほうが真摯な姿勢が伝わり、ベターです。ちなみに、「会社都合の退職」には以下の場合が当てはまります。

 

  1. 倒産・大量リストラが原因で離職した場合
  2. 解雇(自己の責めに帰すべき重大な理由による解雇を除く)により離職した場合
  3. 勤務場所・勤務時間・賃金・職種などが労働契約締結時に明示されたものと著しく違っていたことが原因で離職した場合
  4. 賃金が大幅に減らされた、または未払いが続いたことが原因で離職した場合
  5. 職場の上司・同僚等からいじめや嫌がらせを受けたことが原因で離職した場合
  6. 会社からの退職勧奨(退職するように促されたこと)により離職した場合(この場合、早期退職優遇制度等に応募して離職した場合は含まれない)
  7. 期間の定めのある労働契約が更新され3年以上引き続き雇用されたときや期間の定めのある労働契約を締結した際に当該契約が更新されることが明示されたときに、当該労働契約が更新されないことになったことにより離職した場合

自己PRの書き方のポイント・NG例

他責にしないことで印象アップ

例えば、「飲食店の店長・店舗スタッフ」や「営業」などの売上を目標に働く職種の場合、会社の業績に決して無関係ではありません。会社の業績不振に大きな影響を与えることはなかったとしても、「この応募者は、他人に責任転嫁しがちなのかな」という印象を採用担当者に持たれないようにすることが大切です。会社全体の業績推移の中、自身はどう取り組むことで、会社の業績に寄与しようとしたのか。長く、詳しく書く必要はありませんが、自己PRに書いておきましょう。

 

【自己PRのOK例】

メイン事業の居酒屋の業績が停滞し始めたため、会社はレストラン事業を立ち上げました。レストラン事業でも収益化が難しく、業績不振に陥ったために会社都合で退職しました。私は居酒屋の店長として少しでも業績に貢献しようと店舗経営におけるコスト削減や売上アップを目指しましたが、会社全体の悪い流れを止めることができませんでした。この教訓は貴社で活かしたいと考えています。

 

【自己PRのNG例】

メイン事業の居酒屋の業績が停滞し始めたため、会社はレストラン事業を立ち上げました。レストラン事業でも収益化が難しく、業績不振に陥ったために会社都合で退職しました。会社全体が右肩下がりで、社内の雰囲気も悪くなり、倒産は避けられませんでした。

今後のビジョンに触れて前向きさをアピール

冒頭でもお伝えしたとおり、リストラや倒産による転職活動は唐突ではありますが、ネガティブになってはいけません。転職先で、これまでの経験をどのように活かし、会社の業績に貢献し、自身のキャリアをどう形成していきたいか、といったビジョンを自己PRで前向きにアピールすることは必須です。どんな事情で転職活動をすることになったとしても、募集企業が期待しているのは入社後の活躍なのです。

 

【自己PRのOK例】

これまでの居酒屋での店長経験を活かし、エリアマネージャーやメニュー開発、店舗開発へのキャリアアップを実現させたいです。まずは貴社の店舗においても店長として業績貢献し、ノウハウを蓄積。その後、より影響力のあるポジションにステップアップし、さらなる業績貢献と自身のキャリア形成を目指します。

 

【自己PRのNG例】

会社都合により退職となったため、これまでの経験を活かせる飲食店の店長職への転職を考えています。前職でも店長経験があるので、貴社でも即戦力として活躍できると思っております。

前職の成果は遠慮なくアピール

リストラや倒産が理由の転職活動であっても、前職の成果は積極的にアピールしましょう。会社全体が不振の中でも、応募者が努力していたことが伝わり、プラスの印象を与えます。成果を自己PRに記載する際は数字での実績などを用いて、具体的にアピールしてみてください。

 

【自己PRのOK例】

居酒屋の店長として、12ヶ月中10ヶ月で売上目標100%以上を達成。ハッピーフライデーが話題になったときに販促キャンペーンを立案し、通常の金曜日の日商と比較して150%以上の業績をコンスタントに上げていました。

 

【自己PRのNG例】

毎月の業績達成は実現できなかった。しかし、1年のうち10ヶ月は業績を達成していた。

自己PRの例文(職務経歴書)

これまでの自己PRのポイントを踏まえた例文をご紹介します。飲食店の店長から同業界・同職種への転職を想定していますが、どの職種での転職活動においてもポイントは同じです。ご自身の自己PRのチェックに、ぜひご活用ください。

職歴経歴

株式会社○○にて、居酒屋・○○で7年間勤務しました。入社3年目に副店長へ昇格し、4年目から店長として店舗の業績向上を担ってきました。 私が入社5年目の年に、会社が事業拡大を目指してレストラン事業を新規で立ち上げました。しかし業績が思うように伸びず、会社全体の利益も圧迫し、業績が悪化。会社の倒産に伴い、会社都合により退職しました。 会社がレストラン事業で苦戦する中、私はメイン事業である居酒屋で業績に貢献しようと店舗におけるコスト削減や業績アップの施策を実施。店舗での業績は伸ばしたものの、会社の経営に貢献することはできませんでした。この教訓は貴社にて活かしたいと考えています。

業務内容

20○○年○月~20○○年○月 所属/居酒屋『○○』 ○○店 メンバー数/正社員6名、アルバイトスタッフ15名 店舗規模/客席数90席 ①店舗売上の管理、販促施策の立案・実施(月間・年間) ②正社員・アルバイトスタッフの育成・マネジメント ③ホールでの接客業務全般 【アピールポイント】 入社4年目より店長に就任。正社員6名・アルバイトスタッフ15名を育成・マネジメントし、販促キャンペーンの施策も数多く企画することで、業績・サービス品質の向上を実現しました。 これまでの店長経験を活かし、貴社ではエリアマネージャーやメニュー開発、店舗開発などへステップアップを目指したいと考えています。まずは店長の役割をまっとうし、業績に貢献します。

実績

退職までの直近1年間において、10ヶ月で業績目標を達成しました。月末の金曜限定の販促キャンペーンを展開し、通常の金曜の日商と比較して150%の売上を安定して記録。この販促は他店にも展開され、月末の目標達成に向けた追い上げの施策として浸透しました。

まとめ

上記のように、大切なのは「他責にしないこと」と「前向きな姿勢を示すこと」にほかなりません。新しい職場でどんなことをしたいのかを改めて考え、次の仕事へのポジティブな意欲を伝えましょう。

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