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個人営業の志望動機の例文・サンプル(解説付き)をご紹介します。個人営業の志望動機の書き方は?書き方のポイントを、経験者の場合と未経験者の場合に分けて、例文・サンプルの解説付きで確認できます。個人営業の志望動機の例文・サンプルをぜひご参考ください。

個人営業の志望動機を書く際のポイントと例文サンプルを紹介!

個人営業の志望動機を書く際のポイントと例文サンプルを紹介!

個人営業に関する志望動機のポイントやサンプルを紹介。志望動機の書き方に悩んでいる方、ぜひご覧ください。採用担当者に伝わる志望動機がつくれるようになります。

そもそも個人営業の仕事内容とは?

企業を顧客にする法人営業に対し、一般の方(個人)を相手に商品を売るのが個人営業です。商品は有形商材と無形商材にわかれます。

 

まず有形商材は、車や住宅など形のあるモノ。カーディーラーやハウスメーカーで働く営業をイメージされるとわかりやすいと思います。顧客が実際に目で見て、買うかを判断しやすいのが、有形商材です。

 

無形商材は、保険などの形のないサービス。顧客に商品を具体的にイメージしてもらいにくく、提案する難易度は高いです。そのため、有形商材より無形商材の営業のほうが、給与が高い傾向にあります。

 

営業スタイルも大きく2種類。その1つが、新規顧客を開拓する営業です。飛び込みで訪問したり、電話でアポイントを取ったりして顧客と接点を持ち、商談につなげる営業です。

 

もう1つが、既存顧客を相手にする営業。1度売った後も継続的にサポートしていく仕事です。カーディーラーであれば、車の定期点検や修理のたびにお客様との接点があり、長くお付き合いしていきます。

 

新規開拓営業と既存営業のどちらを担当するかは、企業のビジネスによって様々。いずれかの場合もあれば、新規と既存の両方の顧客を担当する場合もあります。

個人営業で求められるスキルとは?

人と人のお付き合いになるのが個人営業です。そのため、1人の営業としての人柄が重要。採用担当者は、面接で受ける印象から「この人から買いたいと思えるか」という観点を重視するといわれています。

細やかな気配りができるか。

たとえば、「こまめに連絡を取れる」「相手が喜ぶことを考えて行動できる」「小さな変化にも気づける」といったことです。気が利くと、顧客からの印象がよくなります。

 

人から好かれやすいか。

顧客に親しみをもってもらえるかは個人営業にとって欠かせない要素です。身だしなみ、話し方、笑顔、しぐさなど、相手に伝わる印象を意識することで、人から好かれやすくなります。

 

忍耐力があるか。

新規開拓営業であれば、顧客に提案する機会を作るために、何度も飛び込みの訪問やテレアポを行なうことは珍しくありません。すぐに成果につながらなくても、諦めずに取り組める忍耐力が重要です。

個人営業の志望動機を書く際のポイントとは?

なぜ、個人営業になりたいのか。

採用担当者は、そもそも個人営業として働く気持ちがあるのかをみています。「自分の提案で顧客を喜ばせたい」「実力をきちんと評価される仕事がいい」など、理由を伝えることが大切です。

 

なにが、個人営業に活かせるのか。

中途採用は少なからず即戦力として迎えられることになります。そのため、あなたが持つ個人営業に活かせる知識・スキルが、採用担当者に伝わることが大切です。自身の強みを整理してアピールしましょう。

 

応募先企業のことを理解しているか。

アピールした内容が、応募先企業の求める知識・スキルとマッチしていなければ意味があまりありません。そのため、手掛ける事業や扱う商材などの理解を深めてから、アピールする内容を決めることが大切です。

 

なぜ、その会社に入りたいのか。

採用担当者は、他の会社の個人営業ではなく、なぜここに応募したのかをみています。志望する理由を伝えた上で、その会社でなければいけない背景を伝えることで、説得力のあるアピールになるでしょう。

個人営業の志望動機サンプル(例文)

1.志望動機の文例 「経験者(有形商材)の場合」

新卒で株式会社○○ホームに入社、4年にわたり建売住宅の営業職に従事してまいりました。「お客様のニーズを深掘りする」「信頼関係をより深められるよう、スピーディーな対応を行なう」「PDCAサイクルを意識する」など基本を徹底した結果、15ヶ月連続で売上目標を達成。

川崎支社内において32名中1位の売上を6ヶ月連続して記録し、昨年度は100名以上いる営業の中から年間MVPとして表彰を受けました。よりお客様の要望に沿ったご提案を手がけていくため、今後は注文住宅の営業職に携わりたいと考えています。

注文住宅の分野において業界No.1の実績を誇る貴社にて、これまで培ってきた営業スキルを発揮させていただきたいと考えております。

ポイント・解説

担当してきた業務、意識してきたこと、得られた成果を端的にまとめましょう。また、成果については社内の順位などについても言及することで、あなたをより魅力的にアピールすることができます。

2.志望動機の文例 「経験者(無形商材)の場合」

4年間、保険の営業に携わってきました。ただ保険を販売するのではなく、資金管理や運用のコンサルティングなども行ない、一緒にお客様のライフプランを考えるようにしました。

結果、信頼関係をより深めることができ、2017年には全営業182名中、2位の年間契約数を達成することに成功。「保険○○」販売キャンペーンにおいては、立川支社で1位の成績を収めました。一方で売上至上主義の社風に疑問を感じることも増えてきました。

そのような中、貴社の会社説明会に参加した際に、「お客様のことを第一に考え、不要な提案は決してしない」という営業スタイルを伺い、感銘を受けました。これからはぜひお客様最優先の営業を行なっていきたいという想いから今回、貴社を志望させていただきました。

ポイント・解説

同業他社への転職を志望する際には、「なぜ、その会社なのか」を明確にする必要があります。会社の理念や手がけている事業や商品の特長など、「その会社ならでは」のことをきちんとアピールしましょう。

3.志望動機の文例(未経験者の場合)

4年間、日本橋にあるワインバル「○○○○」にて、接客の仕事に携わっていました。3年目からは店長として8名のスタッフをマネジメントしております。メニューの改善や店員の基本行動の見直し、ビジネスパーソン向けの販促キャンペーンの実施などに注力した結果、通年で110%の目標達成に成功しました。自分自身の成長が実感できたことから、今後は新しいフィールドでさらなる成長を目指したいと考え、今回貴社の営業職に応募させていただきました。

貴社が取り扱っているワインのブランド「○○」は現在の勤め先でも大人気であり、私自身もファンの一人です。ぜひ、貴社の素晴らしいワインブランドを多くの方たちに知っていただけるよう、これまでの経験を活かし、事業の発展に貢献していく所存です。

ポイント・解説

「自ら工夫し、目標を達成した」といったエピソードは重要なアピールポイントとなります。今までの経験を振り返り、志望する営業の仕事に役立ちそうなスキルや経験はないか考えてみましょう。

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