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履歴書が書けないという人に向けた、書けない理由と対策をご紹介します。転職活動で必要になる履歴書、「上手く書けない」という人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、履歴書の書き方、コツを大公開。ポイントさえおさえて、履歴書が書けない事態から脱出し、書類選考を通過しましょう!
2018/06/19

履歴書が書けない理由はコレ|選考を通る履歴書の書き方マニュアルを大公開!

履歴書が書けない理由はコレ|選考を通る履歴書の書き方マニュアルを大公開!

転職活動をする際、応募書類の中に必ずと言っていいほど含まれる「履歴書」。正直、「なかなかうまく書けない」「どう書いたらいいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。

実は、ちょっとした“コツ”さえおさえれば、実は履歴書を書くのもそんなに難しくありません。そこで今回は、履歴書を書く際に最低限おさえるべきポイントや、書き方のステップなどをご紹介。マニュアルさえ押さえれば、書類選考を通過しやすい履歴書を書けるようになります。ケース別の例文集も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

1.なぜ履歴書を上手くかけないのか?

そもそも書き方がわからない

履歴書の書き方を教わったことのある人は、少ないのではないでしょうか。履歴書に同封している例を見よう見まねで書いているため、不安があるのかもしれません。ただ、そんなに難しく考えなく大丈夫。基本的には全てパターンが決まっているため、ポイントさえ押さえれば誰でも簡単に書けます。

自己分析が足りない

これまでの経験業務は振り返ったものの、そこからどんなことを学んだのか、どんなスキルを活かしたのかまで分析していないため、経験業務を羅列するだけに留まってしまうケースも多いです。仕事をする上での自分のこだわりや、自分に対する周囲からの評判などを振り返り、「自分の押しポイント」を見つけることで、履歴書がシンプルにわかりやすいものになります。

書く前に、内容や魅せ方を考えきれていない

履歴書を書く際に重要になるのが、「自分をどう見せたいか」というゴールに向かって書くこと。志望動機や自己PR、資格取得欄など全ての項目において、意図を持つことは大切。どんな内容を、どんな風に伝えたら良いのかについて充分に検討したうえで書き出すようにしましょう。

2. 【保存版】受かる履歴書の書き方マニュアル

履歴書を書く際に、おさえるべきポイント

ここからは、履歴書の書き方について詳しく解説していきます。まずは、履歴書を書く際に最低限おさえるべきポイントについて、項目別にチェックしていきましょう。

日付

郵送の場合は投函日、面接に持っていく場合は当日の日付を記入。履歴書全体で西暦か元号(平成・昭和など)表記かを統一しましょう。

写真

好印象を与える表情・服装で撮るようにします。スピード写真ではなく、より写りの良い写真スタジオで撮るほうがオススメ。剥がれた場合に備え、写真の裏には必ずボールペンで名前を書くようにしましょう。

氏名

姓と名の間にはスペースを空け、読みやすくしましょう。ふりがなについては、「ふりがな」と書いてあればひらがなで、「フリガナ」とあればカタカナで記載します。

住所

都道府県から省略せずに記入。郵便番号、マンション名なども正確に記入しましょう。「連絡先」については、現住所と異なる場合のみ記入します。

電話番号・メールアドレス

いずれも、社用ではなく個人用のものを記載します。日中連絡があった時につながりやすいものを選ぶようにしましょう。

学歴

義務教育についての記載は必ずしも必要でないため、高校や専門学校などから記載します。「高校」ではなく「高等学校」と正式名称で記載します。学部や学科の他、応募職種で活かせる専攻テーマなども詳細に記入しましょう。

職歴

社名は正式名称で、時系列順に記載。社名の横に業種と従業員数を書き、簡単な職務内容を記入します。同じ会社内で部署異動などがあった際は、その部署名や異動年月も記載します。欄に対して長く書きすぎないよう、適度に改行をしたり、書き出しを揃えて見やすくするのもポイントです。

志望動機

ネガティブな退職理由ではなく、この会社で成し遂げたいことなどポジティブな内容を具体的に記載します。必ず敬語で書くのもポイントです。

免許・資格

最初に免許を書き、その後に資格を記入します。業務に関連するものであれば、現在勉強中のものもその旨を記載しましょう。全く関連性のない資格や免許については、記載しないほうが良いです。

趣味・特技

面接で話が弾むきっかけになることもあるので、必ず記載をしましょう。趣味が複数ある場合は、より話題になりそうなもの、自分が語れるものなどをピックアップして記入します。

本人希望

原則、待遇面などについては「貴社規定でお願いいたします」と記入。複数職種の募集をしている際など、企業からの指定がある時のみ希望職種も記載します。

 

項目ごとのポイントについては、以上です。その他、全体として西暦や元号などの表記を統一したり、文字の大きさや詰め方を統一したり、誤字・脱字がないかチェックしたり、できるだけ丁寧な字で書いたり……など細かい点まで気をくばるようにしましょう。

自己分析と企業研究が、履歴書の“差”を生む

自己分析の仕方

自己PR欄や志望動機を書く際に重要になるのが、自己分析。まずはこれまでのキャリアの棚卸しをし、自分の強みについて明確にしましょう。その上で、その強みを象徴するような具体的なエピソードなどをおさえておくと、履歴書もより内容の深いものになります。

企業研究の仕方

採用担当者は「なぜ自社を志望するのか」という理由を知りたいと思っています。そのため、企業の特徴や考え方などを理解したうえで、「ここだからこそ入社したい」という理由について、具体的に記載できるようにすることが大切です。

企業のホームページや求人広告などを見て、商材やサービス、理念、今後の展開などにおいて、共感できるポイントを探しておきましょう。飲食店や小売店などであれば、実際に足を運んでサービスを受けたり、スタッフの方の働く様子を見るのもよいでしょう。そのうえで、自分が企業のどこに惹かれたのかを明確にすることが大切です。

3. ライバルに差をつける、受かる履歴書のポイント

まずは、アピールするべき内容の整理をする

書き出す前に、自己分析や企業研究の結果をもとに、アピールしたいこと、書きたい内容の整理をするようにしましょう。その上で、次のような観点で一度自分の考えをまとめると、履歴書も書きやすくなるはずです。

過去について

  • これまでどんな会社でどんな仕事を任されてきたのか。
  • そこでどのような体験をし、力を発揮してきたのか。
  • なぜ、今回転職をすることにしたのか。

現在について

  • どんな軸で転職活動をしているのか。
  • なぜこの会社に入りたいと思ったのか。

未来について

  • 入社後に、どんなことを成し遂げたいのか。
  • 将来どんなキャリアビジョンを持っているのか。

ポイントは、会社の事業はもちろん、考え方や理念、今後の展開などについても踏まえた上で、自分がその思いに共感し、活躍したいと思っていると伝えること。この点を意識するだけで、自己PR欄や志望動機欄など履歴書全体での統一感が出て、納得のいくものとなります。

就職活動と転職活動では、履歴書の書き方が異なる

気をつけていただきたいのは、就職活動と転職活動では、履歴書で見られるポイントは変わってくるということ。

具体的には、「前職でどんな経験を積み、どんなスキルを発揮してきたのか。そのスキルを、当社でどのように活かせそうなのか」という点について注目されます。そのため、主に自己PR欄や志望動機欄については、上記の点に注意して書くことをオススメします。

また、前述したように資格や特技、趣味などについても仕事に直接活かせそうなものを優先的に記載することで、より入社後に活躍できるイメージを持ってもらいやすくなるでしょう。

【ケース別】履歴書の志望動機の書き方文例集

未経験の場合(希望職種:営業)

前職の在職時に営業の方からお話をお聞きする中で、事務として裏方で支えるだけではなく、直接お客様へ商品を提案したいと思うようになりました。貴社のホームページや求人を拝見し、提供するサービスの魅力や、お客様への向き合い方に共感し、ここであれば自信を持ってお客様への提案ができると感じたのが、応募の理由です。これまで総務として各部署との連携や調整業務をしてきたコミュニケーション能力を活かしつつ、知識とスキルを貪欲に吸収し、1日も早く貴社で活躍したいと思います。

ここがポイント

何よりも大切なのは、「なぜ未経験の職に就きたいのか」という志望動機。「将来こうなりたい」というキャリアビジョンを設定したうえで、確固たる意思を伝えることが重要です。経験がない分、知識や技能を自ら修得していく積極的な姿勢もアピールするようにしましょう。

経験者の場合(希望職種:エンジニア)

前職は出向がメインだったので、環境への順応性は私の強みです。出向先の社員と積極的にコミュニュケーションを取ることで、自ら仕事の幅も広げてきました。例えば、現場でエンジニアから部長への伝達がうまくできていないと聞き、改善案を企画。出向先の部長に直接プレゼンテーションをすることで、導入が決定しました。結果、新しいプロジェクトの仕事も任されるようになりました。貴社においても能動的に仕事に取り組む姿勢をもちつつ、より上流工程から関わることで自分のキャリアを一層広げていきたいと考えています。

ここがポイント

単に業務を羅列するのではなく、「なぜこの仕事をしたのか」「この仕事を達成するためにどんなことを考え、努力したか」という理由もセットでアピールするようにしましょう。実績や他人からの評価はもちろん、仕事を通して得られたことも含め、自分の強みとしてアピールできると良いでしょう。

転職回数が多い場合(希望職種:法人営業)

店舗販売、接客スタッフ、個人営業、カウンターセールスなどの幅広い経験してきました。どの仕事においても大切なのは、私自身を信頼していただくこと。お客様のニーズを速やかに把握し、満足していただける商品をわかりやすくご紹介することで、毎回リピートにつなげることができました。好奇心旺盛で、行動的なためこれまで4社を経験してきましたが、今後は貴社で法人営業としてのスキルを極めていくことで、よりプロフェッショナルな人材へと成長していきたいと思います。

ここがポイント

転職回数が多いことは、ネガティブに捉えられることもあります。それを逆手にとり、「それぞれの経験があるから、今回の転職を考えるようになった」「様々な経験をしてきたことで、活かせる能力も多くある」など、転職回数の多さをプラスに伝えると良いでしょう。また、これまでの仕事に共通する点を探り、自己PRをまとめると、業務自体は一見異なるものでも仕事へ取り組む姿勢などに一貫性を持たせることができます。

特別なスキルはない場合(一般事務職経験者など)

前職では、常に複数の案件が同時進行で進んでいましたし、差込みでの依頼もたくさんありました。タスク管理を正確にするため、日々の仕事一覧を机上に掲示し進捗状況を記入。当日だけではなく翌日以降も含めたスケジュールを明確にすることで、効率的に仕事を進めるスキルを身につけました。貴社においても、今回タスク管理は仕事を進める上で重要なスキルになると思うため、これまで培ってきたノウハウを活かして仕事にのぞみたいと思います。

ここがポイント

一見誰でもできてしまいそうな事務業務においても、第三者から見ると貴重なスキルであることも少なくありません。細かい業務でも全て洗い出し、そこでどのような工夫をしたのか、どのようなスキルを身につけたのかについて書き出すようにしましょう。その上で、今回応募する仕事に活かせるものをピックアップし、アピールできると良いでしょう。

コミュニケーションスキルを求める職種の場合(介護など)

人と接する仕事が好きで、3年間接客の仕事をしてきました。何気ない会話からお客さまが求めているものを捉え、提案をすることでリピートも増え、5店舗中1位の売上成績を残すことができました。介護の仕事においても、利用者さまの心と向き合い、求めていることを察知することで、居心地の良いサービスを提供できたらと考えています。現在は、介護福祉士の資格を取得するため勉強中です。貴社で実務経験を積みながら、介護の仕事について深く学んでいきたいと考えております。

ここがポイント

働く仲間や利用者の方、そのご家族に対する「思いやり」など、介護をはじめとする仕事では、コミュニケーション力が求められます。なかなか目にわかる成果として残せないスキルでもありますが、これまでの仕事でのエピソードと絡めて伝えることで、担当者へも魅力がわかりやすく伝わるはずです。

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