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あなたの第一印象となる履歴書の写真。好印象に見える履歴書写真の撮り方、NGな履歴書写真になるポイントをご紹介します。また、スピード証明写真の可否や最近のスピード証明写真機の種類についてもご説明します。履歴書の写真に不安のある方は、ぜひご確認ください。
2019/11/06

履歴書の証明写真の撮り方|服装・髪型・写真サイズ・貼り方など

履歴書の証明写真の撮り方|服装・髪型・写真サイズ・貼り方など

本ページでは、履歴書の証明写真の撮り方や貼り方について、ご紹介します。

 

意外と忘れがちになるのが、自身の写真。企業が確認する応募書類の中で、唯一あなたのビジュアルを伝える重要なものです。

 

「時間がないから、駅にあるスピード写真を使えばいいか…」といった考えを改め、しっかり準備しましょう。

1.履歴書の写真の重要性

履歴書の証明写真は、合否を分けるほど重要なものです。履歴書に良い内容が記載されていたとしても、証明写真の印象によっては不合格となることもあります。

 

たとえば、営業職や接客業など、対人関係が重視される職業の場合、第一印象ほど大事なものはないでしょう。

 

ある企業の人事担当者は、「履歴書の写真を見て、あまり印象が良くなかった応募者が、実際に面接で会ったら印象が良かったということはほとんどない」と言うほどです。

 

好印象を与えるポイントと、逆にNGとなるポイントをチェックしたうえで、準備に取り掛かってください。

2.好印象の履歴書写真とは?

女性の場合のいい事例・悪い事例

良い事例

髪型 表情がハッキリ分かるよう、長い前髪やサイドの髪は耳にかけるか、横に流している。また。ジャケットの襟を覆ってしまうほどの長さの場合は、後ろに流すか1つに結んでいる。
メイク ナチュラルメイクを基本としている。ほんのり色のついたリップやチークを入れることで、健康的な印象を与えている。
服装 黒か紺のスーツを着用している。インナーには白いブラウスやシンプルなデザインのカットソーを選んでいる。
姿勢 正面に向かって、姿勢良くピンと背筋を伸ばしている。
表情 口を閉じ、口角をキュッと上げている。歯を見せない程度に微笑んでいる。

 

悪い事例

髪型 染めた髪が伸びすぎてムラになっている。髪の毛が長すぎる。髪を下ろすことで乱れや痛みが目立ち、だらしない印象を与えてしまう。
メイク 「濃いマスカラやアイライナーを使う」など、化粧が派手な場合は、清潔感や真面目な印象を損なう。
服装 スーツやジャケットを着用していない。他にも、胸元が開きすぎている場合や、ネックレスやイヤリングなどのアクセサリーが目立つ。
姿勢 角度がついたアングル。他にも猫背だとだらしない印象を与える場合がある。
表情 上目遣いや正面を見据えていない。他にも無表情、顔が前に出すぎている、あごを引きすぎている。

男性の場合のいい事例・悪い事例

良い事例

髪型 前髪が目にかかっておらず、分けるか横に流している。程よく短髪であり、きちんと整髪されている。
服装 黒か紺のスーツを着用している。ネクタイが真っ直ぐになっている。シャツのボタンもしっかり止まっている。
姿勢 正面に向かって、姿勢良くピンと背筋を伸ばしている。
表情 口を閉じ、口角をキュッと上げている。歯を見せない程度に微笑んでいる。

悪い事例

髪型 寝癖が目立つ。髪が立ちすぎている他、髪の毛が長過ぎる、明るく染めすぎている。
服装 襟がだらしない、ネクタイが曲がっている他、私服を着ている、ネクタイの柄が派手、メガネの印象が強すぎる、ピアスなどをつけたままである。
姿勢 角度がついたアングルのため、悪目立ちしている他、猫背でだらしない様子を与えてしまっている。
表情 無表情の他、上目遣い、顔が前に出すぎている、あごを引きすぎている、を見せて笑っていない(放送業界など、一部の業種を除く)。

3.企業に好印象を与える履歴書写真の撮り方

履歴書の証明写真の規定サイズは縦40mm×横30mm

履歴書の証明写真のサイズは、縦40mm×横30mmです。写真の貼り付け枠に記載されていますので、必ず守りましょう。

 

枠に対して、サイズが小さすぎる場合や、逆に枠をはみ出るような状態で貼り付けないようにしましょう。

 

また、写真館やスピード写真ではサイズの指定ができますので、必ず「履歴書用」で撮影しましょう。

撮影時期は3ヶ月以内

履歴書の写真が手元にないため、数年前に撮影した証明写真で済ますことは厳禁です。

 

髪型が変わっている場合や、太ったなど、顔の印象が大きく変わらない3ヶ月以内の撮影した写真を使用しましょう。

無帽・目線有りで撮影されたもの

ほとんどないとは思いますが、帽子やサングラスなどを着用した状態での写真も使用は厳禁です。

 

普段から眼鏡をかけている方は問題ないですが、眼鏡の反射で目が見えにくくなっているものは避けましょう。

スナップ写真、プリクラ、もちろん厳禁です

こちらもほとんどないと思いますが、スナップ写真の切り抜きやプリクラなどの写真を使うことは厳禁です。

 

きちんとした証明写真を使い、背景は水色または白のものを使用しましょう。

 

ちなみに背景が白だった場合、白のワイシャツなどと色味が同化してしまうこともあります。その際は背景を水色にするなど、服装とメリハリのある背景で撮影した写真を使用しましょう。

可能であれば写真館の利用をお薦めします。

時間とお金が許すのであれば、写真のプロに頼むことをお薦めします。

 

写真館に行けば、専門の背景や機材を使用して、好印象の証明写真を撮影することが可能です。そのうえ、プリントアウト時には、顔色や肌荒れをレタッチ(画像修正)してもらえます。

 

絶対に合格したい意中の一社に送る履歴書の証明写真は、ぜひ写真館を利用してください。

服装や髪形などの注意点

写真撮影時に気にするべき、服装や髪型の注意点をご紹介します。

 

<服装>
履歴書の証明写真で着るべき服装は、男女問わずスーツが基本です。上着の形が崩れないように、一番下のボタンを外してから撮影しましょう。

 

男性の場合は、黒か紺系のプレーンなスーツを着用してください。また、ネクタイは派手すぎないものを、Yシャツもボタンダウンなどは選ばず、無地の白シャツにすると好印象です。

 

女性の場合も、男性同様、黒か紺のスーツを着用してください。スーツの下は白のブラウスか、シンプルなデザインのカットソーがお薦めです。

<髪型、メイク>
男性の場合、撮影前にクシで整え、整髪料できちんと整えましょう。とはいえ、ハードな整髪料を使い、固めすぎた髪型も要注意。あくまでナチュラルな印象の髪型に抑えてください。

 

女性の場合、寝ぐせなどに注意し、清潔感を意識したナチュラルメイクを施しましょう。撮影前には、顔のテカリをあぶらとり紙で拭き取り、髪の毛でジャケットやブラウスの襟を隠さないようご注意ください。

 

履歴書の写真で、チェックすべきポイント

☑清潔で適切な服装(基本はビジネススーツ)を心がける
☑口角を上げて撮影した写真がベスト。
☑派手なメイク、髪型、フランクすぎる服装ではない
☑表情が暗い、怖い印象を与える、清潔感が感じられない
☑前髪が、目や眉に掛かっていない
☑顔は真正面を向いている
☑あごが上がっていない
☑上目遣いになっていない
☑左右の肩の高さはそろっている
☑ネクタイや襟が乱れていない
☑髪の毛でジャケットやブラウスの襟が隠れていない
☑背筋が曲がっていない
☑履歴書から剥がれたときを想定し、写真を貼り付ける前に裏面に氏名を記入する

以上のポイントがOKであれば、好印象につながるはずです。企業の人事担当者が安心し、「会ってみたい」と思うような写真を撮影しましょう。

4.取り方別履歴書写真のメリット・デメリット(写真館・スピード写真・自撮り)

ここでは、写真館・スピード写真・自撮りそれぞれの撮り方に関するメリット・デメリットについて解説していきます。

写真館

プロのフォトグラファーによる撮影。なんと言っても仕上がりがきれいです。

 

撮影の際には、表情や姿勢についてアドバイスをいただけることもあります。「ネクタイが曲がっていた」「目を閉じてしまった」といったミスもありません。

 

また、撮影した写真はデータでもらえるオプションもあるので、複数の企業に履歴書を送る際などにはとても便利です。

価格:6500円(一例)
所要時間:約60分

デメリット

コストと時間がかかる点は、デメリットといえるでしょう。特に就活シーズンだと、混み合ってなかなか思うように予約が取れないこともあります。

写真館での撮影の流れ

【1】最寄りや評判の良い写真館(フォトスタジオ)を探す

地元の写真館であれば、「果たしてキチンとした履歴書の写真を撮影してもらえるか不安…」という方もいるはず。インターネットで検索し、クオリティに関する評判や値段まで確認することをお薦めします。

 

中には、プロのフォトグラファーが自宅をスタジオとして証明写真を撮影したり、メイク代やレタッチ代がオプションになったりすることもありますので、よくご確認ください。

 

また、即日にプリントしてもらえず、2~3日かかるような写真館(フォトスタジオ)もありますので、急いでいる際には注意が必要です。

【2】電話やネットから申し込む。直接お店で申し込む。
撮影の申込時にお店から聞かれると思いますが、「写真の用途」は必ず伝えましょう。「履歴書の証明写真で使う」と言えば、背景の色や仕上がりのサイズなどを調整してくれるはずです。

【3】撮影

背景や照明、椅子の準備ができたら、撮影が始まります。フォトグラファーも事前チェックをしてくれますが、一度自分でも鏡の前で確認しましょう。

 

緊張している場合は、微笑みの練習や、髪型、メイクの最終確認を。肌荒れなどはレタッチしてもらえるはずですが、事前に伝えておくことで撮影時にも上手く写らないよう配慮してもらえます。

 

撮影が始まれば、姿勢や表情について、フォトグラファーから指示があり、リラックスした状態での撮影になるはずです。プロの腕を信じて、被写体になりましょう。

【4】仕上がりを確認

撮影後は、フォトグラファーがチョイスした写真を確認します。プロ仕様のデジタルカメラなので、その場でモニターに映しながら写真を確認できることがほとんどです。

 

撮影時に配慮はしてもらっていても、肌荒れなどが気になる場合はレタッチを依頼しましょう。

【5】写真を受け取る
写真の完成は、数十分で終わる場合もあれば、2~3日後となる場合もあります。急ぎであれば写真館にて受け取ることもできますし、そこまで急ぎでない場合や遠方であれば郵送で受け取りましょう。

スピード写真

スピード写真のメリットは、やはりスピードと安さです。駅前や商業施設に設置されたスピード写真機を使えば、長くても10分ほどで撮影が完了しますし、800円前後で証明写真を手に入れることができます。

 

また、最近では写真機の性能も向上しており、肌をキレイに見せる美肌補正機能などが搭載されているモデルもあります。

価格:800円前後
所要時間:約10分

デメリット

性能が向上したとはいえ、まだまだ写真館と比べるとクオリティは落ちてしまいます。また、客観的なアドバイスがもらえない点もデメリットといえるでしょう。

自撮り

自撮りなら、無料で自分の証明写真を撮影することができますし、時間もかかりません。さらにデータの加工なども容易に行なうことが可能。たとえば、アプリやソフトなどで明るさなどを簡単に調整できます。

価格:無料
所要時間:2~3分

デメリット

写真館やスピード写真に比べて、どうしても自撮りの写真はクオリティが落ちてしまいます。

何より「証明写真すら、きちんと準備することができなかった」「当社への志望度はそこまで高くないのでは」とネガティブな印象を与えかねません。

基本的に自撮りで証明写真を撮影することは、避けたほうがよいでしょう。

5.履歴書の証明写真の裏には何か書くべき?

撮影した証明写真の裏には、自分の氏名と撮影日を書きましょう。履歴書から証明写真が剥がれたとしても、誰のものなのかが一目で分かるようにするためです。

 

書くときは、黒色かつ細めの油性マジックを使用します。縦書きか横書きかは特に決まりはありませんが、履歴書にあわせて横書きにするとよいでしょう。

 

人事担当者に「配慮が行き届いている」という印象を与えるためにも、貼る前にひと工夫してください。

6.履歴書の証明写真の貼り方

履歴書に証明写真を貼るときは、スティックのり、もしくは写真用テープを使用してください。シールタイプの証明写真は、そのまま貼り付けてOKです。

 

スティックのりを使用する場合、四隅が浮かないように隅まできちんと塗ることが大切です。一方、のりがはみ出してしまうとゴミやほこりが付着してしまうため、丁寧にのりづけする必要があります。

 

履歴書から証明写真が剥がれないよう、しっかり貼りましょう。

7.履歴書の証明写真の貼り方

ここでは、履歴書の証明写真に関するよくある質問に対しての答えを用意しました。ぜひご覧ください。

Q.履歴書の写真と実際とで、髪型が変わっていても大丈夫?

A. イメージががらりと変わってしまわなければ、OKです。
詳しくはコチラ

Q.接客業を希望。WEB履歴書の写真は、笑っているほうが良い?

A. 少し口角が上がっている程度の表情がよいでしょう。
詳しくはコチラ

Q.メガネをかけたままの証明写真はだめですか?

A.メガネをかけたままで問題ありません。
詳しくはコチラ

8.まとめ

繰り返しになりますが、履歴書の証明写真は、書類選考を勝ち抜き、面接に進むための印象を決める重要なものです。可能な限り、時間とお金を惜しまず、最高の証明写真を撮影することをお薦めします。

 

好印象の証明写真を撮影・貼付し、ぜひ転職活動を成功させてください。

この記事を監修したキャリアアドバイザー

監修:井用 崇之 写真
井用 崇之(イヨウ タカユキ)
エン・ジャパン株式会社 転職コンサルタント
人材ビジネスに約20年従事。転職コンサルタントとして、求職者の転職支援を行っています。企業側への採用コンサル経験もあり、企業から評価を受けやすいキャリアの伝え方・レジュメの書き方に精通。アドバイスに強みがあります。
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