サードパーティーって何?

サードパーティーという近年よく使われるようになってきたIT用語を解説するページです。サードパーティとはどういう意味なのか、どんなときに使われるのかなどを説明していきます。
■サードパーティーとはどういう意味?
直訳すると第三者、二大政党制での三番目の勢力を持つ政党などの意味もありますが、多くは主にIT業界でオリジナル製品を販売していない、互換性のあるソフトウェアなどを製造、販売しているメーカーを指します。
販売しているツールによって、ソフトウェアのサードパーティーはISV(Independent Software Vendor)、ハードウェアのサードパーティーはIHV(Independent Hardware Vendor)と呼び分けられることがあります。
■具体的にサードパーティーはどんな企業が含まれるか?
パソコンのソフトでマイクロソフト社が販売しているオフィスというものがあります。みなさんも使ったことがあるかと思いますが世界中でかなりのシェアがあり、ビジネスでもワードやエクセルなどのソフトで作られた資料が企業間でやりとりされるケースが多いです。
そのオフィスソフトと互換性のあるワープロ、表計算ソフトも多数販売されており、それらを開発しているメーカーをサードパーティーと呼びます。
■サードパーティーを利用するメリット・デメリットは?
サードパーティーの販売するソフトは機能面では純正品との違いも少ないですが、価格が安いのでユーザーにとっては便利さでメリットが大きいといえるでしょう。一方ではトラブル発生時などの保証が明確でない場合も多いのがデメリットです。
■サードパーティーのおかげでユーザーはメリットが多い
特定のソフトのシェアが拡大すると、価格の高騰などを引き起こす可能性が出てきます。しかしサードパーティーが互換性があり機能も近く価格が安いものを販売することで、そこに競争が生まれることを期待できます。