エントリーシートって何?
就活の重要書類のひとつであるエントリーシート。その目的や履歴書との違い、作成のポイントなどについて簡単にご紹介します。
エントリーシートと履歴書の違い
エントリーシートと履歴書は似た項目もありますが以下のような点が異なります。
●1)入手方法
履歴書の用紙は自分で用意するものですが、エントリーシートは企業が用意します。ですから、企業によって設問の内容が異なります。
●2)内容
学歴・職歴・取得資格など…履歴書に書く内容は「過去に何をしてきたか」が主です。それに対して、エントリーシートの場合は入社してどんな仕事がしたいか・10年後にどうなっていたいかなど、自分が「今後どうしたいか」が中心です。
●3)目的
履歴書は面接の際の参考資料という意味合いが強いのですが、エントリーシートは「選考」です。その内容によって、会社に合う人物かどうかが審査されます。
エントリーシート作成のポイント
●結論から先に書く
エントリーシートを書く場合は「結論」→「結論に至る理由」→「理由を裏付ける具体例」→「再び結論」という順番で書くのがおすすめです。これは、先に結論を述べることで、この文章が何について書かれたものなのかを読み手がすぐにわかるようにするためです。そうすることで、ストレスなく読み進んでもらうことができます。
●設問の意図をくみ取る
エントリーシートは企業によって異なり、独自の設問が用意されています。設問にはそれぞれ企業側の「意図」があります。どんなことを聞きたいのか、その意図を読み取ってわかりやすく答えましょう。とはいえ、嘘はやめましょう。後々面接等でボロが出ては逆効果です。
分かりやすい言葉・文章で自分の思いをアピールしましょう
エントリーシートは自分の思いや考えをアピールできるチャンスです。しかし、企業側は何百という枚数を読むことになります。上手に書こうとする必要はありませんが、読みやすい文章を心がけましょう。