社用車を運転するときに気をつけたいこととは？
業務上、社用車を運転する機会が多い人もいるでしょう。私有車と違って、社用車は会社の名前を背負って走っている自覚を持つことが大切です。具体的に、どういう点に気をつけて運転すればいいのでしょうか。
社用車では安全運転を第一に
私有車でも当然ですが、社用車を運転するときは業務の一環である自覚を忘れず、普段以上に緊張感を持って安全運転に努めなければなりません。社有車はボディに社名やロゴが入っているケースも多いものです。
荒っぽく無理な運転をしていれば、会社の信用を落とすことにもなりかねないからです。実際、危ない運転をしていて、会社に苦情の電話が掛かってくる、ということもよく聞く話です。
会社の看板を背負っているという自覚を忘れず、安全運転を心がけましょう。それが、会社のためでもあり、大切な自分の命や責任を守ることにもつながります。
事故時の責任が会社に問われる社用車
業務上使われる営業車や配送車といった社用車を運転中に起こした事故は、原則として会社に責任があります。危険な運転をして会社の名前に傷を付ける以上に、会社の管理責任も発生することになります。
もちろん私有車を運転しているときであっても業務での運転であれば会社の事故責任が問われやすくなりますが、社用車であれば即座にという点が大きくなります。
こうした従業員が起こした事故であっても社用車で業務中の場合に会社が責任を負うことを、使用者責任があるといいます。
社用車の運転は細心の注意で
運転の仕方によっては会社の信用問題や具体的な事故責任にもつながるのが社用車の使用です。社員として会社に迷惑や損害を与えないためにも普段以上に気を引き締めた運転をするようにしましょう。
