弁理士ってどんな仕事?どうすればなれる?
弁理士はとりわけ理系エリートの花形的資格と言っていい職業です。では弁理士とはどのような仕事でどうすればなれるのか等、ポイントを絞って説明致します。
■弁理士
弁理士とはどのような仕事なのかということですが、実は弁理士は私達の周囲にある身近な製品等にも関わりのある仕事だと言えます。様々な製品は特許で保護されている場合がありますが、そうした特許を特許庁へ代理で出願手続する業務を中心として、既に発明物の特許が登録されていないか調べたり、企業に対して特許に関するアドバイスやコンサルティング等を行っているのが弁理士と言えます。
■弁理士になるにはどうすれば良いか
弁理士は業務独占の国家資格です。従って国家資格試験を受験し合格することが弁理士になる代表的な方法と言えます。なお、弁理士の国家資格試験を受験する場合の受験資格に制限はありません。
従って、学歴や年齢、職歴等を心配することなく受験することが出来ます。
■弁理士試験の内容や難易度
弁理士の資格試験の合格率は毎年10%程度で、とても難しい試験だと言えます。試験はマークシート、論文、面接と3つの形式がありそれぞれで合格する必要があります。
試験で出題される内容は特許、意匠、工業所有権といった理系的な知識と法律的知識が融合されたようなテーマのため、非常に高度な知識が必要だと言え、相応の猛勉強をしないと合格出来ない試験と言えます。
■弁理士の重要性はますます高まる
決して簡単になれる職業ではありませんが、ネットを通じて様々な製品が世界中を駆け巡っている今日、弁理士の役割や重要性は今後益々高まってゆくものと言えます。