宇宙飛行士になるには?
宇宙飛行士はエリート中のエリートで、誰でもなれるという訳ではありませんが、その狭き門を目指すにはどうすれば良いかまとめてみました。
宇宙飛行士になるための要件
宇宙飛行士になるためには、その前提としてJAXA(宇宙航空研究開発機構)が実施する宇宙飛行士候補者選抜試験に合格し、採用される必要があります。
その選抜試験の応募条件として、例えば理学部や医学部と言った大学の自然科学系の学部を卒業していることが必須条件となっています。
宇宙飛行士に求められる資質
では選抜試験とも大いに関わってきますが、JAXAが求めている宇宙飛行士の資質とはどのようなものでしょうか。その主な事項を箇条書きであげると次のようになります。
●エンジニアリングまたはサイエンスに関する専門的な知識
●協調性や英語を軸とした優れたコミュニケーション能力
●長期間の宇宙滞在に耐えられる適合性
●過酷な状況下での冷静な判断力や適切な行動力等々
宇宙飛行士は大変狭き門
宇宙飛行士になるには、まずJAXAの宇宙飛行士候補者として採用されることだとお伝えしましたが、その求人数はわずか数名と募集枠そのものが大変少ない上、しかも毎年募集が行われている訳ではないのです。
そのわずかな募集枠へ千名前後の応募者が殺到し、競争率は二桁ではなく余裕で三桁の倍率となりますので、超が付く大変狭き門と言えます。
自然科学系の学部を卒業しているなら検討の余地あり
宇宙飛行士はお伝えしたとおり、大学の自然科学系の学部を卒業していることが大前提となります。従ってそうした学部を卒業されている方なら、狭き門ですが可能性はゼロではないと言えます。