樹木医ってどんな仕事なの?

樹木医とはその名称から樹木の医師といったイメージがありますが、そうした認識で良いか等を含め、樹木医に関する情報を集めましたのでご覧下さい。
樹木医の仕事とは
樹木医とは何でしょうか。樹木医とは文字通り樹木の医師で、樹木の診断だとか治療等を行います。しかし、そうした治療業務だけでなく樹木の調査や樹木の保護育成等も行います。
尚、樹木医とは公的資格ではなく民間資格であるため、樹木の診断等は樹木医が業務を独占しているということではないことは、理解しておいた方が良いと言えます。
樹木医になるためのステップ
では、樹木医になるにはどうすれば良いかについてです。樹木医になるには大きく二つほどのルートがあると言えます。まずは樹木の調査や研究、育成や管理業務、公園緑地の設計、設計監理等に関する業務経歴が7年以上あれば樹木医研修受講者選抜試験に合格後、研修を受けた上で面接や筆記による資格審査に合格すれば樹木医になれます。
また、樹木医の補資格養成機関認定を受けた大学の学科を卒業した場合には、7年以上の業務経歴がなくとも「樹木医補」にはなれ、その後業務経歴1年以上で樹木医研修受講者選抜試験等に臨めます。
樹木医の年収は
樹木医の年収は、例えば造園業の社員等になればそうした中小企業の正社員の平均的な年収と大差はないようです。但し、会社によっては樹木医の資格を有していたら、資格手当等を支給される場合もあるようです。
また、民間資格ながら樹木医の取得はかなりハードルが高いので、造園関連の企業へ転職等を果たす場合には有利になってくる資格とも言えます。
樹木医になるためには業務経歴を積むこと
樹木医になるにはまず造園会社等に就職し、業務経歴を積むことが一般的と言えます。7年という長期の経歴が必要ですので、その点を踏まえて樹木医を目指すかどうか判断した方が良いと言えるでしょう。