法人とは?言葉の意味を正しく理解しよう。
ふだん何気なく使っている法人という言葉。法人とはどういうものなのでしょうか?言葉の由来や、法人にはどのような主体があるのかなどについてご紹介します。法人の概念について考えてみましょう。
■法人とは?言葉の由来は?
人にはさまざまな権利や義務が認められています。法人とは、法律の規定で人と同じような権利や義務を認められた存在のことです。「法」によって「人」と同じような資格を認められているから「法人」と呼ばれます。
■法人にはどんな主体があるの? -営利法人-
法人には実に多くの種類があります。その性格上、営利法人・非営利法人・公的法人に分類できるのです。営利を目的とした営利法人としては、会社法で規定されるさまざまな会社があります。たとえば、株式会社・合同会社・合資会社・合名会社などです。
■法人にはどんな主体があるの? -非営利法人と公的法人-
営利を目的としない非営利法人と公的法人をいくつかご紹介します。
●社団法人・財団法人(一般社団・財団法人法、公益法人認定法)
●学校法人(私立学校法)
●宗教法人(宗教法人法)
●医療法人(医療法)
●社会福祉法人(社会福祉法)
●農業協同組合(農業共同組合法)
●信用金庫(信用金庫法)
●健康保険組合(健康保険法)など
どの法人も規定する法律があります。逆に規定する法律がなければ法人とは認められません。
以上が法人についての解説です。ぜひ参考にしてください。