保育士の給料っていくら?
子ども好きな方であれば一度は検討するのが保育士の仕事。通信教育などで資格を取得できることもあり、比較的チャレンジしやすい職業の一つだといえます。実際就職・転職するかどうかで知っておきたいのが、保育士の給料相場ですよね。今回は、保育士として働くことを考えている人は気になる「保育士の給料」について解説します。
保育士の給料はどのくらい?
厚生労働省の「平成25年度 賃金構造基本統計調査」によると、保育士の平均月給は平均年齢34.7歳、勤続年数7.6年で21万3,200円となっています。初任給は一般的に16万円~17万円。そこから年金や保険料などが引かれるため、手取り13万~14万円程度が相場だといわれています。
保育士の給料額を左右する「手当」とは?
月収のなかには、基本給の他に各種手当が含まれています。「調整手当」「住宅手当」「扶養手当」といったものが一般で気です。手当の有無や金額等は勤務先によって異なるので、就職の際には確認しておくと良いでしょう。
保育園特有の手当としては、「特殊業務手当」があります。保育園によって名称が異なる場合もありますが、行事を行なった際に支払われる手当です。ほとんどの保育園で毎月何らかの行事が行なわれているので、ほぼ毎月もらうことができるようです。また、キャリアを積んで主任などの管理職になれば「管理職手当」が支払われます。
公立と私立で給料に差はある?
保育園には公立と私立がありますが、給料自体にはあまり大きな差はないようです。ただし、公立保育園の保育士は公務員ですので、勤続年数に応じて確実に昇給していきます。私立の場合は昇給するかどうかは保育園次第なので、できれば過去の実績などを事前に調べておきたいところですね。
以上が、保育士の給料についての解説です。子どもが好きな人にとって非常にやりがいのある仕事のひとつ。保育士を目指している方は、ぜひ参考にしてください。