幼稚園教諭の給料って?
“幼稚園の先生”こと幼稚園教諭。子ども好きな方であれば一度はキャリアの選択肢に入れたことがあるかもしれませんね。キャリアを検討するうえで、懸念材料になるのは収入面。幼稚園教諭は、毎月どのくらいの給料がもらえるものなのでしょうか?公立と私立とでは金額に差があるのでしょうか?今回は、幼稚園教諭の「給料」について解説します。
幼稚園教諭の平均給料はどのくらい?
厚生労働省「平成25年度賃金構造基本統計調査」で調べてみると、幼稚園教諭の給料は平均年齢32.1歳で平均22万5900円となっています。しかし、実際に幼稚園教諭の正職員の求人をみてみると月給15万円前後というものも多く、20万円以上という求人はあまりないようです。就職したはいいけど、この給料額では納得いかないから退職する、というのはとてももったいないこと。そうならないように、事前にしっかりと確認しておきましょう。
幼稚園教諭の給料は公立と私立で差があるの?
公立の幼稚園と私立の幼稚園で比べた場合、初任給ではそれほど差がなくても、5年後10年後を見てみると、公立幼稚園の幼稚園教諭の方が給料が高い傾向があるようです。
理由として考えられるのは、公立幼稚園の幼稚園教諭は公務員であり、昇給の面で有利だということです。また、福利厚生も公立の方が充実しており、産休・育休なども取りやすいようです。私立の場合は幼稚園によって給料や待遇の差が大きいので、可能ならばボーナスや昇給などについても調べておくとよいでしょう。
以上が幼稚園教諭の給料についての解説です。また、今後は幼稚園と保育園一体型施設も増えてくるでしょう。幼稚園教諭と保育士、両方の資格を持っておくと、選択の幅が広がるかもしれません。ぜひ資格取得も検討してみてください。