夏季休暇と夏期休暇の違いは?

夏に予備校で行なわれるのは「夏期」講習。夏に開催されるスポーツの祭典といえば「夏季」オリンピックですよね。夏期と夏季、いずれも夏を意味しますが、休暇の場合はどちらでしょう?あなたが取得するのは夏季休暇?それとも夏期休暇?ちょっと気になる判断のポイントをご紹介します。
■「夏季」と「夏期」は、どう使い分けてるの?
一般的に「夏季」とは、季節としての「夏」を意味します。当てはまるのは、夏季水泳大会、夏季限定メニューなど。夏に開催される水泳大会、夏だからこそ食べたくなるメニューという意味で使われるということです。
一方、「夏期」は、夏の間の一定期間のこと。夏期講習、夏期合宿など、「○○を開催する期間が、たまたま夏だった」という場合で使われます。
■取得するのは「夏期休暇?」それとも「夏季休暇?」
私たちが夏に取得する休みは、「夏期休暇」と「夏季休暇」のどちらの表記が正しいのでしょう?結論「どちらでもかまわない」というのが正解です。
「夏は暑いから休む」という意味では「夏季休暇」であるし、「比較的長い休みを、(たまたま)夏に取得する」のであれば「夏期休暇」になるのです。
ただし、法律では「夏季休暇」という文言が用いられます(NHKでは「夏季休暇」と表記されます)。
以上が、「夏季」と「夏期」の違いについての解説です。知らないことで生活に支障が出ることはありませんが、気になる方はぜひ理解しておいてくださいね。