キャリアパスとはどういう意味なの?

求人情報や面接などでキャリアパスという言葉を見聞きしたことはありますか?最近では、上司との面談においても使われることのあるこの言葉。なんとなく意味は想像はできるかもしれませんが、「知らないまま使っていた」という方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、キャリアパスについて解説します。ぜひ参考にしてください。
■キャリアパスとは何のこと?
キャリアパスとは、ある職位や職務に就任するために必要な業務経験とその順序、配置移動のルートの総称。噛み砕いていうと、キャリアアップの道筋です。
どのような仕事をどれくらいの期間経験し、どの程度能力が身につくとどのポストに就けるのかを明確化したもので、人材育成において欠かせないキーワードだといえるでしょう。
■キャリアパスとは何のための言葉?
キャリアアップの過程や必要水準をキャリアパスと呼び、明確化するのには理由があります。企業がキャリアパスを示せすことで、社員は自分はどのようなスキルや専門性を身に付けるべきかを考え、把握できるようになるからです。
自ら自身のキャリアについて深く考えることは、モチベーション向上に繋がるほか、その職において自己の近未来像が描くことにもつながります。ただ働きながら能力を身に付けよう、と考えるより、「何のために今の仕事に取り組んでいるのか」が示されているほうが、目的意識をもって日々の仕事に取り組めるでしょう。
以上が、キャリアパスについての解説です。キャリアパスは働く人にとっての道しるべ。転職活動の面接では、採用担当者に積極的に聞いてみるようにしましょう。2~3年後の自分の姿が描けると仕事へのモチベーションもアップするはず。入社後のミスマッチをなくすためにも、キャリアパスのヒアリングはオススメです。