選考辞退の連絡はメール?電話?
転職活動をしていると、選考辞退の連絡をしなければいけない場面に直面することがあります。そこで迷うのが、選考辞退の連絡をする際、メールと電話のどちらが適切なのか迷いますよね。今回は、選考辞退の連絡をする際の適切な方法について紹介していきます。
選考辞退の連絡はメールと電話どちらが適切?
転職活動を行なっていて「応募企業が1社だけ」という方はほとんどいないでしょう。多くの企業を受けていれば、どうしても選考を辞退しなければならない企業が出てきます。選考辞退の連絡方法として考えられるのが、電話かメールの二択。結論、電話・メールどちらの方法でも正解ですが、具体的なメール文面や電話で伝える際のマナーなどを事前に知っておくようにしましょう。
メールで選考辞退の連絡をする。
まずメールで連絡をする場合の内容としては、下記のサンプルをご覧ください。
<選考辞退メールのサンプル>
株式会社○○
人事部★★課
採用担当 ◎◎さま
お世話になっております。
○月○日○時から採用二次面接のお時間を頂戴している▲▲と申します。
大変心苦しいことですが、一身上の都合によりこの度の面接を辞退させていただきたく、本日はご連絡を差し上げました。
お忙しい中、面接日程まで調整頂いたのに、大変申し訳ございません。
大変お手数をおかけし、申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い致します。
○○(名前)
○○○-○○○○-○○○○(連絡先)
ここで辞退の詳しい内容を伝える必要はありません。「一身上の都合」などで充分です。
電話で選考辞退の連絡をする。
電話で連絡をする場合もメールの内容とほぼ同じになります。
<選考辞退の電話をするときのポイント>
●まずは自分の名前を伝えて採用担当者につないでもらう。
●面接日時と名前を再度伝えて辞退の旨を謝罪とともに申し出る。
●理由を聞かれた場合は「他社の採用が決まった」など本当の事を言う。
選考辞退自体は珍しくはないので身構える必要はありませんが、選考が進んでいる場合は時間を取らせてしまったことをお詫びするようにしましょう。
選考辞退の連絡を電話やメールでする際に注意したいこと。
選考辞退することを決めたら、連絡はできるだけ早く行ないましょう。無断で面接を欠席するような行為は厳禁です。
また、メール連絡の場合は営業時間内に。電話連絡の場合は、昼休みなど忙しいと思われる時間帯を避けて連絡するようにしたいですね。面接の日にまであまり時間がない場合は、電話の方が良いでしょう。
メールでも電話でもどの方法でも適切ですが、連絡は早めに行ないましょう。もし別の会社へ転職したとしても、仕事で選考を辞退した会社と取引する可能性はゼロではありません。気まずさを感じることなく仕事ができるよう、社会人としてのマナーを守った行動を心がけたいですね。