ホールディングスとは？ |【エン転職】

最近よく耳にする「ホールディングス」という言葉。求人情報をチェックしていて目にする機会もあるのではないでしょうか。果たして、ホールディングスとは一体何なのか？普通の企業との違いなどをまとめてみました。ぜひご覧ください。

ホールディングスとは？

ホールディングス（Holdings）は日本名で言う、持株会社のこと。他の会社を統括するため、その会社の株式を所有します。その種類には純粋持株会社と事業持株会社の2つがあります。

＜純粋持株会社＞

自社では事業を行なわず、他社を統括するために、その株式を所有している持株会社のこと。

＜事業持株会社＞

自社の事業を行ないながら、他社の株式を所有して統括する持株会社のこと。

単に、持株会社という場合、純粋持株会社を指します。持株会社の主な仕事は「株の管理」ですが、大株主として傘下企業の経営・管理に関わります。

ホールディングスの役割って？

普通の企業は製造や販売といった事業を行ない、そこから収益をあげることを目的としています（例えば自動車会社では車を製造・販売など）。

一方、ホールディングス（持株会社）では製造や販売といった事業は行なわず、株主として株の管理と傘下企業の経営・管理だけを手がけています。所有する会社の株の配当が収入です。

ホールディングスにすることで、グループ全体としての利益が追求でき、迅速に経営の意思決定ができるようになるといわれています。また、買収や合併にも都合が良く、企業の競争力の強化にもつながっているのです。

ホールディングスについてご理解いただけたでしょうか。もっと詳しく知りたい方は、ホールディングスの企業をチェックして、今回ご紹介したポイントを照らし合わせてみてください。より深く理解できるようになるはずですよ。