社内SEとはどんな仕事?
求人でちらほら見かける社内SEという職種。「社内にいるSE」という認識が強いかもしれませんが、実はひと口に「社内SE」言っても、企業ごとに求める役割はさまざまです。今回は、一般的な3つの社内SEの働き方をご紹介します。
■社内SEとは[1]|パソコンのトラブルシューター
「なにもしていないのにパソコンが動かなくなった」「新人が来るからセットアップをしてほしい」など社内のパソコンにまつわるあらゆる悩みを解決します。
社内独自ソフトを使用している場合は、そのマニュアルを尋ねられることも。困っていることは何か聞き出したり、本当の悩みを突き止めたり、といったコミュニケーション能力が必要で、社内からの感謝の言葉をもらうことにやりがいを感じる人が多いようです。
■社内SEとは[2]|外注管理やユーザー調整を行なうマネジメント職
社内システムを開発するために外部パートナーのマネジメントを行ないます。進捗・品質・工数の管理や調整はもちろん、「どんなシステムが必要なのか」を明らかにするために現場と直接コミュニケーションをとる機会も。現場からしっかりとニーズを引き出していくためにも、タレントマインドや意思決定能力が必要です。
さまざまな要因を整理して、課題を解決していくことにやりがいを感じる方が多いようです。
■社内SEとは[3]|経営層に近い立場からシステムを生み出す
経営層ともユーザー(社員)ともコミュニケーションをとり、隅々まで会社経営を理解したうえで企業を支えるシステムをつくっていきます。
一般的なシステムエンジニアと比較し、ユーザーの顔が見えるシステムをじっくり開発できるということが魅力だといえるでしょう。プロジェクトごとに常駐先を転々とせず、愛着を持ってシステムの10年先20年先を見据えてPDCAを回していくことができます。
社内SEの役割が多岐にわたるということはおわかりいただけたでしょうか。仕事内容や一日のスケジュールなど入社後のイメージが描けるよう、入社前に人事担当者のみならず上司や同僚となる方ともきちんとお話しし、疑問を解消しておくことをおススメします。