ヘルプデスクの業務内容って?

求人情報をチェックしていると目にすることがあるかもしれない『ヘルプデスク』という職種。どのような業務内容なのか、ご存知ですか?職種名を分解してみても、デスクをヘルプする仕事…?ちょっとわかりづらいですよね。そこで今回はヘルプデスクの業務内容についてご紹介します。
■ヘルプデスクってどんな業務内容なの?
ヘルプデスクとは、自社の社員からのパソコンをはじめとする製品の使用方法やトラブルに関する問い合わせに対応する職種のことです。
会社のパソコンを使用していると、「メールの送受信がうまくいかない」「プリンタの接続方法がわからない」といったトラブルが発生することがありますよね。そんな社員の“困った!”に対応するのがヘルプデスクなのです。
<具体的な業務内容>
● 問合せ・トラブル対応
● パソコンの初期設定
● プリンタの設定
● OS ・ソフトウェアのインストール
● サーバ・ネットワークメンテナンス
※顧客からの問い合わせ対応を行なう職種をヘルプデスクと呼ぶこともありますが、今回は社内からの問い合わせ対応を行なう「社内ヘルプデスク」について解説します。
■ヘルプデスクと社内SEって何が違うの?
「それって社内SEじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。ヘルプデスクと社内SEには、明確な線引きはありません。大規模な企業であれば、社内SEがシステムの管理・運用を手がけ、ヘルプデスクがトラブル対応を手がけて…と分業していますが、小規模な企業の場合、システム担当者がすべて手がけているというところもあります。ですから、入社後に「こんなにいろいろやるとは思わなかった…」とならないためにも、事前に確認するようにしておきたいですね。
■ヘルプデスクのやりがい・厳しさとは?
やりがいは、やはり感謝される仕事であるということ。専門知識を活かし、困っている社員を助けることになるので、無事にトラブルを解決できたときは「ありがとう」と感謝の言葉をもらう機会は多いといえます。
一方で厳しさは、いつ、どのような問い合わせが来るのか予測できないということ。あらゆるトラブルに臨機応変に対応しなければいけません。
■ヘルプデスクに向いているのってどんな人?
職種未経験からでもチャレンジできる仕事です。しかし、何と言ってもシステムに関する知識・スキルは欠かせません。「パソコンを修理したことがある」「システム関連の用語に詳しい」という方には最適だといえるでしょう。しかし、知識・スキルがあればできる仕事というわけでもありません。やり取りするのは社員。専門的な内容をわかりやすく伝える力も求められます。
以上が、ヘルプデスクの業務内容についての解説です。やってみようかな、と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。