【退職挨拶とお菓子】職場とのお別れで、感謝が伝わるお菓子7選

転職先が決まり、引継ぎも済ませ、いよいよ迎える最終出社日。円満退職を目指すうえで、社内のお世話になった方のもとへ挨拶に行くのがマナーです。では、挨拶時にお菓子は用意したほうがいいのでしょうか?用意するとしたらどのようなお菓子がいいのでしょうか?退職を目前に控えたときに生じる、ちょっとした悩み。どうすればいいのか、一緒に考えてみましょう。
目次
1.そもそも、退職の挨拶にはお菓子を用意するのがマナーなの?
まず考えておきたいのが、退職の挨拶をするときにお菓子を用意するものなのか、ということです。結論、ルールとして定められているものではないので、用意しなくても非難されることはありません。挨拶で伝えるのは、これまでの感謝の気持ち。手ぶらでも問題はないでしょう。
ただし、お菓子を用意している場合としていない場合、どちらのほうが挨拶しやすいかという視点で考えてみてください。用意していたほうが、退職することを知らなかった同僚にも「実はこの度退職することになりまして、こちら(お菓子を渡しながら)今までの感謝の気持ちです」と切り出しやすいのではないでしょうか。挨拶のキッカケが欲しいという場合は、用意しておきたいところです。
お菓子を渡すときのポイント
お菓子を渡すタイミングは、最終出社日が良いでしょう。有給休暇の消化などを行ない、退職日と最終出社日が異なる場合が一般的ですが、最後に会社に出社して挨拶ができる日こそお菓子を渡すタイミング。当日は貸与品の返却などバタバタすることも多いため、周りの業務に差し支えのない時間帯を見計らってあいさつ回りをしましょう。定時がある場合は、終了するくらいの時間を狙うと上手くいくはず。不安な場合は直属の上司と相談しておくとよいでしょう。
2.渡すお菓子の選び方
お菓子と言っても、何を用意すればいいのかは悩んでしまうかもしれませんね。しかし、どうかご安心を。前述したとおり、大切なのは感謝の気持ち。高価なものを用意しなくても、問題ありません。
- 配りやすいこと
- 会社のなかで食べられるものであること
- 持ち運びしやすいものであること(持ち帰ることを想定して)
以上の3点に注意しましょう。
喜ばれるお菓子とは?
「小分けになっていて配りやすいもの」「オフィスでも気軽に食べられるもの」「持ち帰りしやすいもの」が喜ばれる傾向にあるようです。ひとつずつ包装紙に入っているものや、仕事中でも片手で気軽に食べられるものなどは喜んでもらいやすいかと思います。
喜ばれないお菓子とは?
「生もの」、「ケーキ、羊羹など切り分けが必要なもの」、「食べるときに手間がかかるもの」、「匂いが強いもの」などは避けたいところです。ボロボロと落ちたり粉が舞ったりして食べにくいものや、匂いのきついものも避けたほうがよいでしょう。
予算の相場は?
渡すお菓子の予算は、合計額で2,000円~3,000円以内に収めることが一般的。あまり高級すぎても、逆に気を使われてしまうことがあり、10名程度であれば上記の値段の範囲でよいでしょう。
数十人以上の部署や、挨拶をする人が多い場合は、一人の単価を50円~300円程度で計算すると、お菓子の予算が見えてくると思います。
渡す範囲はどうやって決めればよい?
お菓子を渡す範囲の基準は「お世話になった人」+「自分が渡したい人」。まず、日常的に仕事をともにしてきた同じ部署の人たちには基本的に全員に配ることをおすすめします。そこにプラスして、個人的に他部署でお世話になった人たちに配るとよいでしょう。しかし、これはあくまで基準。会社の規模によって調整することも大切です。
例えば、社員数が少ない(20名くらいまで)の会社・支社に勤めているような方は、社内にいる全員に渡すのがベター。「あの人に渡さなかったのは何か理由があるのかな?」と誤解を生む危険もありますので、全員分用意した方がよいでしょう。
30、40名を超える規模の会社では、冒頭にお伝えしたとおり同じ部署の人+αで考えてみると良いでしょう。「+α」は、仕事でお世話になった人(一緒に組んで仕事をしていた人、部署異動した以前の上司など)、プライベートで仲良くしていた人(同期など)などのカテゴリを設けてご自身で判断してみてください。
「大きな会社で働いていて、かつ他部署にもお世話になった人が大勢いる」という方は悩むかもしれませんが、基本は所属部署のみに配り、あとは挨拶で済ませるという形でも失礼ではありません。
渡す順番はどうすればよい?
まずは役職者(部長→課長)、その後は座っているデスク順に渡すと良いでしょう。年次の高い人やお世話になった人から順に渡す方がよいのでは?と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、それでは時間にロスが生じてしまい、挨拶の時間を無駄に使ってしまうことになります。また、順に渡していくと受け取る側も予測が立ちやすいため、「デスク順」が双方にとって最も効率のよい順番なのです。
また、“渡そうと思った人が席を外していた/お休みだった”というケースもあると思います。そんな時はお菓子にメッセージ+名前を書いた付箋を貼っておくと良いでしょう。
3.オンラインショップで購入可能!オススメのお菓子はこちら!
前述の条件を満たすお菓子のなかでも、オンラインショップで購入できるものをご紹介します!
ヨックモック シガール/20本入り 1,458円(税込み)
賞味期限:120日
言わずと知れた名ブランド。好き嫌いが分かれにくい、幅広い人から愛される定番お菓子です。バター、砂糖、卵、小麦粉、アーモンドと材料もシンプルながら、サクッとした食感とバターの香りが上品に広がる一品です。
銀座ウエスト リーフパイ/45枚入り 6,156円(税込み)
賞味期限:35日
パイの中でも特に有名な銀座ウエストのリーフパイ。256もの層が重なった緻密な生地の上に散りばめられているのは、シンプルなザラメ。生地自体の甘みは抑えられているため、「甘すぎるのは苦手」という方でも食べやすくなっています。
ベルン ミルフィユ/30個入り 3,240円(税込み)
賞味期限:常温25日
ぎっしりとしたミルフィーユをチョコレートが優しく包む、絶品のお菓子。1965年に東京で誕生して以来、ずっと愛され続けています。美しい色合いで、手を汚さずに食べられる包装紙もポイントのひとつです。
ロイスダール アマンドリーフ/30本入り 2,160円(税込み)
賞味期限:90日
パイ生地にこれでもかとアーモンドが乗ったアマンドリーフ。サクッと食べやすい一方、アーモンドの風味も存分に楽しめます。30本入りで2160円とお手頃な値段で、かつ日持ちしやすいため、多くの方から選ばれています。
ひよ子 銘菓ひよ子/28個入り 3,240円(税込み)
賞味期限:21日
お茶請けに最適なひよ子。空を見上げたような姿のフォルムが何とも愛らしい。その中には、白いんげんから作られるしっとりとしたこし餡がぎっしり。満足感のあるボリュームは、仕事で疲れた脳にもしみわたります。
坂角総本舖 ゆかり/54枚入り 5,292円(税込み)
賞味期限:60日
愛知県生まれのえびせんべい。特筆すべきは、そのバリッとした歯ごたえと、1枚に7匹分ものエビが使われているという贅沢な風味。1度焼き上げて7日間熟成させた後2度焼きするという丁寧な作り方がこの食感と風味を生み出しているのでしょう。
豊島屋 鳩サブレー/48枚入り 5,400円(税込み)
賞味期限:40日
鳩の形が何ともチャーミングなサブレ。若い方からご年配の方まで、幅広い世代に愛される名品です。手のひらを広げたくらいの大きめなサイズですが、軽い食感でどんどん口におさまってしまいます。
お菓子を用意したいけど、決められない…という方は、ぜひ参考にしてみてください。
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