面接に遅刻してしまったときの対処法・お詫びの仕方
転職活動中、図らずも面接に遅刻しそうになってしまった、遅刻してしまった…といったケースもあります。原因は「交通トラブル」「体調不良」「自身のミス」などさまざま。そんな面接に遅刻してしまったときの対処法、お詫びの仕方をご紹介します。
面接に遅刻!?そんなとき、相手に伝えるべき3つのポイント
社会人の最低限のマナーとして、「面接に遅刻しそうになったら、できるだけ早く事前の連絡を入れる」というのが鉄則です。その際、相手に伝えるべき3つのポイントをまとめています。
・遅れてしまうことに対し、まずは誠意を持って謝罪する。
・なぜ、遅刻しそうなのか?その理由を説明する。
・どのくらい遅刻しそうか?到着予定の時間を伝える。
もし、遅れて到着したとしても、面接を受けることが可能かどうか併せて確認し、指示を仰ぎましょう(選考の内容によっては、別日での調整になることもあります)。遅刻だけを理由に不採用になるケースは少ないですが、「トラブルが起こった時に、どのように対応をしたか」といった部分を採用担当者としてはチェックしています。無断遅刻、無断欠席はマナー・常識に欠けるためNGです。
面接に遅刻してしまったときのお詫び|例文・サンプル
面接に遅刻してしまう場合は、必ず事前に電話で連絡。面接後にもお詫びのメールを送り、謝罪の意を伝えましょう。ここではその両方の例文・サンプルをご紹介します。
▼事前の電話連絡・お詫び
「お世話になっております、●●(氏名)です。採用担当の●●さまはいらっしゃいますか?(電話に出たら)現在、●●駅にいるのですが、電車が遅延しております。13時より予定をいただいていた面接なのですが、御社への到着が13時15分になる見込みです。誠に申し訳ございません。面接にこのまま伺わせていただき、問題ないでしょうか」
▼面接後のメール連絡・お詫び
「お世話になっております、●●(氏名)です。本日は貴重なお時間を頂いたにも関わらず、面接に遅れてしまい、大変申し訳ございませんでした。深くお詫び申し上げます。面接の機会をいただくことができ、大変感謝しております」
※メールではお詫び・お礼だけでなく、面接の感想、自身のアピールポイント(どのような部分で貢献ができるか)といった部分を併せて伝えていくことも重要です。単にお詫びするだけではなく、「入社の意志」を伝えていきましょう。
自身のスケジューリングミスや寝坊など、遅刻の理由を正直に説明することが難しいケースもあるかと思います。そういった場合は「体調不良」などを遅刻の理由として伝えることもできないことではありません。ただし、大前提としてスケジュールにゆとりを持って行動すれば、遅刻は防げること。遅刻の理由を偽るのは誠意のある対応とは言えませんよね。全て正直に伝える必要ありませんが、相手に失礼のない説明、そして、誠心誠意、お詫びの気持ちを伝えるようにしましょう。
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