働く上で大事な「礼儀正しさ」「精神力」「体力」を身につけているからです。スポーツの世界では、「指導者」と「選手」、「先輩」と「後輩」といった上下関係が存在します。この関係性は、企業でいう「上司」と「部下」と同じ。目上の人への「礼儀正しさ」が備わっていると、組織に馴染みやすいのです。また、働いていると困難な壁に直面するでしょう。その時に重要になるのが、気持ちで負けない「精神力」と行動できる「体力」。この2つの力は、勝敗が決まるスポーツの中で自然と養われるものです。
なぜ、体育会系が求められている?
どんな仕事にチャレンジできる?
スポーツジムのインストラクターや現場のスタッフなどは、パッと思いつくのではないでしょうか。もちろん、他にもたくさんあります。一見、「スポーツと何の関係があるの?」と思われるような仕事にも、体育会系の方だからこそ活かせる力があるのです。その一つが、「粘り強さ」。どんなスポーツも、うまくなるには地道な練習がつきもの。諦めずに粘り強く取り組める力は、営業、販売スタッフ、エンジニア、衛生管理者、スクールマネージャー、編集、事務、ドライバーなど、あらゆる仕事に共通して活かせます。