【1】そもそも「賞罰」とは何か？
■賞…社会人になってからの受賞歴や表彰歴を指します。
記載基準…国際大会の出場、全国大会の入賞、誰もが知るような有名な賞などが対象。スポーツ・文化活動は不問。
※該当しない社内表彰、学生時代の受賞歴などは、職務経歴書に記載しましょう。

■罰…懲役や禁固などのいわゆる犯罪歴を指します。
記載基準…1年以上の懲役、禁固刑（有罪判決を受けた場合）などの刑事罰、重大な交通違反などが該当します。

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【2】「賞罰」の記載は必須？
前提として応募者には「経歴等について真実を告知する義務」がある、とされています。背いた場合には「告知義務違反」となり、内定取り消しや解雇などの処分を受ける可能性があります。申告すべき罰がある際には、告知しましょう。

特筆すべきものがない場合、記入の有無は履歴書のフォーマットによります。履歴書に記入欄がある場合は、記載が必要、なければ不要です。JIS規格準拠の履歴書には記入欄がありません。

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【3】「賞罰」の記載方法
■賞罰ともに記載するものがない場合
「なし」とだけ記入すればOKです。

■賞の記載方法
具体的な日付と賞の正式名称を書きます。必要があれば、賞の詳細を書きましょう。

▼記入例
・2000年4月　第〇回　直木三十五賞受賞
・2000年5月　〇〇消防署長より感謝状（〇〇の人命救助により）

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■罰の記載方法
具体的な日付が必要です。また「懲役〇年、執行猶予〇年罰　刑期終了」など、省略することなく書きましょう。

▼記入例
・2000年4月　傷害罪　罰金刑　終了
・2005年5月　道路交通法違反（速度超過50キロ以上）で罰金刑



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