まずは再度上司の方に退職に対する気持ちをしっかり伝えてください。
企業側が引止めを行う場合、人材として重要だということはもちろんですが、引き止めることにより気持ちが変わることを望んでいます。ですから、退職に関する理由などがあやふやなものでは、企業側も納得ができず、ますます引き止めが強くなってしまうかもしれません。T.Fさんの詳しい状況は分からないのですが、このようなことが影響して引き止められているのではないかと思います。
「なぜ退職する必要があるのか」「この企業では実現ができないこと」などを現職の企業を否定しない形で明確に伝えていただければ、企業側の納得を得られると思います。確固とした理由をお持ちでその意思が固いことが分かれば、企業側も無理強いはしないはずです。円満に退職するためにも、何度も根気強く話し合い、お互いが納得できる形で結論を出してください。
また、どうしても退職に応じていただけない場合には、労働基準監督署や各都道府県の労働局などが相談先になりますので、このような機関もご利用いただければと思います。