きっと、M.Tさんが真剣に仕事に向き合っているからこそのお悩みなのだと思います。仕事に誇りを持って働かれているのでしょうね。
実は、私自身にもM.Tさんと同じように感じた経験が…。同じような役割を持った同僚と比べ、自分のほうが頑張っているのに、と不満を感じていました。そんなときに当時の上司から話してもらったことがありますので、ぜひM.Tさんにもご紹介したいです。
それは、同期の評価と比べて自分の立ち位置を図るのではなく、自分自身の中にモノサシを作ること、です。自分の理想や目指したいゴールを描き、そこに向けて、自分はどの立ち位置にいるかを知る。そして、その距離を縮めるために積むべき経験、身につけるスキルに一つずつ向き合うことに目を向けよう、という話でした。
もし同期と比べるのであれば、任されている「仕事の難易度・レベル」を見て、そこで悔しさを感じるほうが価値がある。次の仕事に活かされるのではないか、と言われ、とても納得した覚えがあります。
誤解を恐れずにいうなら、評価に完璧な公平さを求めることはできません。「公平さ」の価値観は、人によって大きく異なるから、なんですよね。もちろん、評価は大事です。それの対価としての給与も重要ではありますが、その一点だけに振り回されず、仕事に向き合えるようになってきた気がしています。
これまでも仕事に真剣に向き合ってきたM.Tさんであれば、有意義となる指標が何なのか…見えてくるのではないでしょうか。モヤモヤが少しでもクリアになる何かをお伝えできていれば嬉しいです。