大前提として、一度した約束を「キャンセルすること」は、好ましいものではありません。やむを得ず面接辞退するにしても、連絡なしに無断で面接をすっぽかすのは、マナー違反。すぐに連絡しましょう。その際のポイントを3つご紹介します。
■速やかに、連絡をする
採用担当者も、会場の準備、面接官のスケジュール調整など面接に向けて準備を進めています。辞退を決めたら、スピーディーに連絡するのがマナーです。なかなか言い出せず、当日キャンセルになってしまった…ということがないようにしましょう。
■確実に、連絡をする
連絡方法は、メールでも電話でも問題ありませんが、好ましいのは電話です。メールの場合、相手が開封したかどうかが分からないからです。確実に伝えるという点においても、誠意を持って対応するという点においても、電話がオススメです。もちろん、電話番号が分からない、電話がつながらないという場合はメールでもOK。
■辞退理由は、詳細に伝えなくても大丈夫
辞退理由について、どのように伝えてよいのか迷うという声も少なくありません。辞退理由を詳しく伝える必要はありませんので、「家庭・現職などの都合で、選考に進めなくなった」「選考を経て、方向性の違いを感じた」「他社で内定が出た」など、簡潔に伝えていただければ良いと思います。その際、感謝とお詫びの気持ちを添えると、よいですね。たとえば「X月X日に面接のお約束をいただいているXXと申します。この度は貴重な機会をいただき、誠にありがとうございます。大変恐れ入りますが、XXXXXXXにより、面接を辞退させていただきたく、ご連絡差し上げました。お忙しい中、面接日程を調整頂いたにも関わらず、辞退することになり大変申し訳ございません。」といった内容です。
社会人としてのマナーが守れてこそ、転職成功の第一歩。上記のポイントを参考にしてみてください。