取材から受けた会社の印象
取材をする中で印象に残ったのは、社長ご夫妻の「専門知識を身につけられて働きがいのある環境を、社員に用意したい」という言葉でした。たとえば希望する方は入社2年目をめどに、国内の展示会に買い付けへ行くことができるそうです。3年目以降は買い付けの判断まで任せてもらえるとのことで、「自分が買い付けたドレスが選ばれると嬉しい」という方も。ほかにもパンフレットの撮影に同行してメイクや髪型を学んで接客の参考にできるのだとか。これも「ドレスだけでなく和装にも注力することで、着物に関する知識を深めてほしいから」という経営判断があってのこと。会社の戦略・方針の中に社員の成長が織り込まれている同社。同社であればより多くの知識を身につけてプロとして活躍することができるはずです。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいドレスや和装は、色や生地、形も豊富なだけでなく、小物などを組み合わせることで、まったく違う表情を見せることがあります。組み合わせの幅が広いからこそ、コーディネーターの腕の見せ所。お客様の希望はもちろん、会場の雰囲気や照明の色、招待しているお客様の層など、あらゆることを想定して、幸せなお二人を最高に輝かせる一枚を選ぶのは、コーディネーター自身もワクワクするそうです。
多くの知識が必要ですが、そのぶん喜ばれるととても嬉しいとのこと。挙式後に、お客様や親御様から喜びの電話や手紙をもらうことがあるそうです。ある日、朝礼で読み上げられた手紙に、社員全員が号泣したこともあったとか。そのたび、自分の仕事が「素敵な思い出づくり」に貢献できたのだと誇らしくなるとおっしゃっていました。
また、ウエディングドレスを借りたお客様が、「子供のお宮参り」、「成人式」、「卒業式」等の際にまたご来店いただくことも。お付き合いが途切れることなく続いていく嬉しさを感じられる仕事です。
多くの知識が必要ですが、そのぶん喜ばれるととても嬉しいとのこと。挙式後に、お客様や親御様から喜びの電話や手紙をもらうことがあるそうです。ある日、朝礼で読み上げられた手紙に、社員全員が号泣したこともあったとか。そのたび、自分の仕事が「素敵な思い出づくり」に貢献できたのだと誇らしくなるとおっしゃっていました。
また、ウエディングドレスを借りたお客様が、「子供のお宮参り」、「成人式」、「卒業式」等の際にまたご来店いただくことも。お付き合いが途切れることなく続いていく嬉しさを感じられる仕事です。
厳しさ新婦向けだけでも1000点以上ある、膨大な数の衣裳や小物、会場などの特徴を全て覚えることは大変だそうです。また、同社が扱うのはウエディングドレスだけではありません。七五三やお宮参り、成人式などの季節行事や婚礼行事のしきたりを1つひとつ丁寧に覚えていくことが求められます。入社後3ヶ月はとにかく覚えることが多く苦労しますが、それを乗り超えると、すごく成長できるそうです。
この仕事の向き&不向き
向いている人結婚式を挙げる新郎新婦だけではなく、そのご両親の衣裳もコーディネートします。家族全員をトータルでコーディネートするやりがいを味わいたい方に向いています。
向いていない人20~80代と幅広い年齢層の方と接するため、各種行事のマナーについて質問を受けることもあります。どんな質問にも答えられるように、知識を蓄える必要があります。コツコツ勉強に励むのが苦手な方には向いていません。