取材から受けた会社の印象
今回の取材では同社の「安定性」を感じることが出来ました。かつて上下水道の運営などの衛生管理は行政が直接が行なっていました。それを民間の企業として受け継いだのがこのウォーターエージェンシー。戦後にはGHQから直接指導を受けていたそうです。65年以上の歴史があるだけでなく、行政から認められた技術力を備えているとのことでした。そんな同社を中心としたグループが「ウォーターホールディングス」です。上下水道の運営だけでなく家庭用浄水器や、オゾン水生成器の製造・販売など幅広く様々な事業を行なっているのだとか。「水」という必要とされ続けるインフラを支えている同社。これからも「水」を通して社会が良くなるように公益を求めていくのだそうです。このように、歴史ある安定した同社なら長く安心して働けるのではないかと感じた取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい人々が安全に水を利用できるように、上下水道施設などに設置された設備をきちんと運転管理するのがこの仕事の大切な役目です。設備に異常があれば安全な水質は保てません。だからこそ毎回の点検で正常に動いているのを確認できたときの安心感は大きいのだとか。そんな点検を繰り返して、何事もなく一日の仕事を終えたときの達成感もあるのだそうです。
厳しさ上下水道施設などの規模は様々。大きいところだと1回の点検で2~3時間ほど外を歩きまわることもあります。さらに天候や気温の影響を受けやすいのもこの仕事の特徴です。夏はコンクリートからの照り返しで体感温度40度以上でも、安全に考慮して作業着を着なければなりません。体力的に大変な面があるということを知らずに入社すると大きなギャップにつながりかねません。
この仕事の向き&不向き
向いている人モニター監視や施設内点検などでは、決められた項目に従ってチェックするのが基本的な作業。ですが、チェック項目になくても小さな異常や違和感に気づけるような人が活躍しています。自分で考えて動けるような人にピッタリの環境でしょう。
向いていない人人と関わることの多いお仕事。点検の結果などの報告の際には、相手がわかりやすいように情報を伝えることが重要です。コミュニケーションをとるのが苦手な方には向かないでしょう。