ラオス事業責任者(国際医療事業を促進させるポジション)の過去の転職・求人情報概要(掲載期間: 2019/11/28 - 2019/12/25)
ラオス事業責任者(国際医療事業を促進させるポジション)
契約社員職種未経験OK業種未経験OK学歴不問内定まで2週間
山を越え、国境を超えなければ、病気を治せない人がいる。
東南アジアの内陸部、カンボジアやタイなどと国境を接する国「ラオス」。悠々と流れるメコン川、辺りを連なる山々─そんな自然豊かな国に、医療にアクセスできずに苦しみ、静かに命を落とす人がいます。
実はラオス、増え続ける人口に対して医師の数が圧倒的に少なく、医療水準も高くありません。数少ない医療従事者は首都部に偏在しており、地方農村部、特に国土の70%を占める山岳地帯には、ほとんど医療が行き届いていない状態です。
つまり山岳集落では、たとえ小さな子どもが高熱にうなされていても、助けを求める先がありません。そびえ立つ山を越え隣国に向かったとしても、貧困ゆえ治療を受けることは難しいでしょう。そうした理由で医療を諦め、今この瞬間も失われてゆく命がある。この現実を、私たちは無視できません。
国際医療ボランティア団体『ジャパンハート』は今後、ラオスの医療事情を変えるべく、さらなる活動の推進を図ります。私たちに何ができるか、どこまでできるか、考え続け、行動し続ける。そんな覚悟がある方に、事業責任者の座を委ねます。
募集要項
仕事内容 |
ラオス事業責任者(国際医療事業を促進させるポジション) 『ジャパンハート』は、発展途上国で医療活動を推進するボランティア団体。今回募集しているのは、そのうち「ラオス」での医療活動を促進・機能させるための責任者ポジションです。
■なぜラオスなのか ラオスは人口に対して医療従事者の数が極端に少なく、特に山岳地帯は「最寄りの病院が数十キロ離れている」というケースも少なくありません。加えて、現地で暮らす人々は決して経済的に豊かとは言えず、病気やケガをしても「治療を受ける」という選択すらできない方もいます。こうした状況を変えたいと考えたのが、私たち『ジャパンハート』です。
■ミッションはある。ゴールはない。 私たちが目指すのは、「医療の届かないところに医療を届ける」ことで、すべての人が命を幸せに生きられる社会。そんな社会を創りあげることが、私たちの使命であり信条でもあります。では、何ができれば使命を果たせたと言えるのか。その問いに答えはありません。あなたにも、ラオスという国の医療をどう変えるのか。どのようにして救えない命を救えるようにするのか。そのためにはどう事業を推進し、まず何から着手すべきなのか──。これらを考えることから始めていただきます。
■事業を動かす“第一人者”として ラオス事業はすでに始動しているものの、本格的に稼働させていくのはこれからとなります。必要に応じてラオスの歴史や法律、医療の知識を学び、取り組むべき課題の優先順位をつけ、具体的なプランニング・実行まで主導してください。主に想定している業務は次のような内容となります。
・現地政府機関・国際機関との折衝業務 ・ラオス事務所の運営業務全般(会計管理・人事管理の監督も含む) ・ドナーへの申請書および報告書の作成 ・予算の作成と執行の管理 ・東京本部との連携など
※使用言語はすべて英語となります。 |
応募資格 |
学歴不問職種未経験歓迎業種未経験歓迎
以下3点の条件を満たす方を対象とした募集です。
(1)年齢が30歳以上であること └30歳未満の方は、ラオスの法律で同職種に就労することができません。
(2)3年以上のマネジメント経験 └ラオスの法律で定められていることに加え、多様な医療従事者を束ねることは 高いマネジメントスキルが要求されます。
(3)ビジネスレベルの英語力を身につけていること └現地の政府機関や国際機関などと、スムーズに折衝できる方を求めています。
※上記を満たす方であれば、業界・職種の経験は問いません。学歴や医療の知識も不問です。
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募集背景 |
日本有数の国際医療ボランティア団体である『ジャパンハート』。「医療の届かないところに医療を届ける」をミッションに掲げ、無償での治療を年間3万件以上提供しています。活動の舞台となっているのは、東南アジアを中心とした世界6ヵ国。そのうちラオスは、『ジャパンハート』が今後さらに活動を促進させていきたい国です。そこで今回、事業責任者というポジションに立ち、当法人のラオスでの医療活動を率いていただけるような方を採用することになりました。 |
雇用形態 |
契約社員
契約社員(※1年ごとの更新となります。) |
勤務地・交通 |
Unit 10, That Luang village, Saysettha district, Vientiane capital, Lao PDR
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勤務時間 |
8:00~17:00(実働7時間30分) ※現地時間。ラオスと日本の時差は2時間です(日本より2時間遅れています)。 |
給与 |
月給$1.654.00~(日本円で18万円~) ※USドル ※経験や能力に応じて決定します。 ※残業は基本的にありませんが、万が一時間外労働が発生した場合は、別途手当を支給します。 |
休日休暇 |
■週休制(シフト制) ■有給休暇 |
福利厚生・待遇 |
■各種社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金) ■寮あり(家賃・光熱費など全額負担) ■食事補助(1日1ドル、食堂にて対応) ■施設内禁煙
<以下は当法人が負担いたします> ■滞在中の海外旅行保険費用 ■VISA取得に関わる費用 ■赴任の際の航空券費用 |
ジャパンハートのはじまり |
当法人のはじまりは、1995年。当時30歳だった吉岡秀人(ジャパンハートの最高顧問であり、今も小児外科医として活動を続けている人物)が、単身でミャンマーに赴き医療活動を始めたことがきっかけです。貧困や医師不足を理由に医療を受けられない人々に対し、自身のお金が尽きるまで治療を提供し続けました。その後、2004年に吉岡はジャパンハートを設立。数人の医師と看護師と共に、主にミャンマーを拠点に活動を推進していきました。支援内容は医療活動にとどまらず、視覚障がい者への支援、養育施設の運営、孤児里親制度などと幅を広げ、活動拠点もカンボジア、ラオスと拡大。現在は6ヵ国で活動を行なっています。 |
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