取材から受けた会社の印象
同社を取材して感じたのは、社員を大切にするという代表の強い想い。そこには、「ペイ・フォワード」という考えがありました。「ペイ・フォワード」とは、自分が受けた善意や思いやりを別の人物への新しい親切でつないでいくことで、その幸せの連鎖を繋ぎ、世界を変えようという運動のこと。時間と労力を注いで育てた結果、社員が仕事を楽しいと思い、自分の後輩や周りの人へまた別の形で支援をできるようになれば、それが一番幸せなのだと言います。
この考えに共感している社員の方が多いため、一体感を持って仕事に臨めているのだそう。困っている人がいれば先輩が手を止めて教えますし、時には一緒に書籍などを用いてイチから勉強することもあります。社風という点でも、同社は魅力的な会社だと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい将来的に開発していただく予定のゲームは、いずれも自社のオリジナルタイトル。そのため、事前登録者やダウンロード数を含め、反響については数値として目に見えるカタチで知ることができます。自分が開発に携わった案件が多くのユーザーに楽しまれ、結果SNSなどで話題になった際には、つい家族や友人にも自慢をしたくなるくらい嬉しく感じるでしょう。
厳しさより良いゲーム・システムを作るために、プログラミング途中で仕様変更が行なわれることも少なくありません。その度に、既に開発済みのところも含めて見直したり、時にはプログラミングをし直したりすることもあるでしょう。また、テストで不具合を見つけた際、その原因を特定するために今までのプログラミング全てを遡って確認することもあるそう。時にはバグがなかなか見つけられず、原因探しに1日もかかってしまった…なんてこともあるとのことでした。
また、教育については決まった研修があるわけではありません。一人前のゲーム開発者になるまでには外部で経験を積む期間もあるなど、道のりも長いです。社長や先輩もフォローしますが、「なんとしてもやり遂げる」という強い意思は常に必要になります。
また、教育については決まった研修があるわけではありません。一人前のゲーム開発者になるまでには外部で経験を積む期間もあるなど、道のりも長いです。社長や先輩もフォローしますが、「なんとしてもやり遂げる」という強い意思は常に必要になります。
この仕事の向き&不向き
向いている人未経験からゲームエンジニアを目指せる環境です。「ゲームがとにかく好き」「イチから手に職をつけたい」「夢や目標などに向かってひたむきに努力できる」という方に向いています。
向いていない人社内の開発でもクライアント先でも、度々仕様変更や業務フローの改善などが発生するケースがあります。それらに柔軟に対応できる方でなければ、今回の仕事は向いていないでしょう。