取材から受けた会社の印象
建築業界に関わる方なら一度は「建設ラッシュが終わったらどうなるのだろう」と心配したことがあると思います。しかし、同社の事業に限ってはその心配は不要と言えそうです。都市再生機構の子会社として、安定基盤を持つ同社。管理戸数は約70万戸。全国にある『UR賃貸住宅』のほとんどを管理しています。修繕や原状回復の依頼は、そこに住む人がいる限りなくならないもの。築年数が長い団地であればリノベーションなどの対策を施し、入居が早期に決定するほどの人気を集める…という同社であれば、今後の見通しも明るいのではないでしょうか。
また、同社では居住者の交流支援にも力をいれているのだそう。人と人とのつながりが希薄になっている現代において、高齢者の方が参加できる体操教室などを開催。地域コミュニティの形成をお手伝いしています。こうした社会貢献性の高い事業を行なっていることも、同社の魅力の一つだと感じた取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい居宅に不具合が起きてしまったお住まいの方は、何かしらの不安を持っているもの。そんな時、現地対応で訪問した技術スタッフがお話を伺い「大丈夫ですよ」「◎日で直せますよ」という言葉をかけることで、お客様の表情が和らぐこともあるのだといいます。「お住まいの方の安心安全な生活を支えている」という誇りを持って働いていると教えていただきました。
厳しさ工事中のトラブルなどが発生し、お住まいの方から厳しい意見をいただくこともあるようです。そういった時にお話を伺い、対応をするのも手配スタッフの大切な仕事。万が一、お住まいの方の気持ちを汲まない対応をしてしまう…なんてことがあれば、同社への信頼を失いかねません。
この仕事の向き&不向き
向いている人「施工監理の経験を活かして、働き方を落ち着けたい」という方におすすめしたい募集です。また、社内の関係各所、工事会社、お住まいの方…と様々な方とのコミュニケーションが発生するため「誰とでも話ができる方」だと活躍できる可能性が高いと思います。
向いていない人連携が必要な業務のため「協調性がない方」「一人で仕事を進めたい」という方には向かない仕事です。また、現地対応などで外出も発生するので「完全に内勤の仕事がいい」という方だとギャップが生じるかもしれません。