株式会社アール・ピー・ジェーの靴の修理士（店舗に併設された工房にて、パラブーツの修理を担当します）（925070）の転職・求人情報は掲載を終了しています。

フランス生まれのパラブーツは、10年以上にわたり履き続けられる機能性と耐久性を備えています。けれどそれは、修理士の技術があってこそ。

靴は、複数のパーツが縫い合わさってできています。長く履き続けるためには、メンテナンスが必要不可欠。修理士は時に、糸を全て抜き去り、縫い直しを行ないます。もとの縫い目に沿って、ひと針ずつ慎重に。1mmのズレは、見栄えを悪くし、履いた時のフィット感にも大きな差を生んでしまいます。

オールソールは靴底を全て交換する作業。グラインダーと呼ばれる靴底を削る機械を使用します。高速で回転するローラーに新しいソールをそっと押し当て、側面を削る。ほんの少しでも手元が狂えば、履き心地が変わってしまうので、修理士は時に、息をするのも忘れてしまいます。

全ての工程を1人きりでできるようになるまで、まずは1年。履き心地を左右する、ほんの1mmの差。その狭間の世界で、修理士は生きています。