早来工営株式会社のコンテナ内航船の航海士　★3ヶ月乗船⇒1ヶ月休み。休みの間も賃金は全額支給。（914447）の転職・求人情報は掲載を終了しています。

――産業廃棄物を運ぶ「早来丸」の、とある4日の航海記録。

＊1日目。太平洋は今日ものどかだ。
川崎を出発し東京湾を抜け、千葉の沿岸を巻いてUターンすれば、あとは太平洋を北上するのみ。シンプルなルートだし船舶が混み合うことはない。ほぼオートパイロットで北海道の苫小牧を目指す。

＊航海中は、船上コックの料理を皆で食す。
「非番のときに自炊」「クルーの食事を交代でつくる」って船も多いよな。でもうちにはコックがいる。この道30年の彼は、「自分、赤味噌より白味噌派」なんてワガママにも応えてくれる。

＊3日目。苫小牧に着岸するも、なまらしばれる。午後は休みだ。
苫小牧に着岸し積荷を降ろしたはいいが、あたりは吹雪いて視界も悪い。「積み荷は明日に持ち越そう」と船長が告げたので、街に繰りだす。ちなみに、夏のクソ暑い日も休みになる。悠長すぎって？だって、運ぶのは自社の貨物。食料品みたいに納期はないし、必ずこの時間に川崎に帰らなきゃって縛りもない。安全第一。無理はしない。が合言葉だ。

乗り換えたくなったら、船で会おう。