株式会社今朝の創業138年のすき焼き店「今朝」の接客給仕（900631）の転職・求人情報は掲載を終了しています。

「牛鍋食はねば開化不進奴（ひらけぬやつ）」というのは、仮名垣魯文の『安愚楽鍋』に出てくる有名な一節。文明開化の象徴と言える「牛鍋」は明治時代、多くの人に親しまれた食事でした。今朝（イマアサ）が東新橋に暖簾を掲げたのは、明治13年のこと。日本初の鉄道駅・旧新橋駅が建てられてから、8年と経たない頃の話です。永井荷風や獅子文六などの作品中にも登場し、多くの著名人が足を運んでくれました。

それから138年。今朝は当時と変わらぬまま。板前が手切りした霜降りの松阪牛に、こだわり抜かれたザク（野菜）。これを創業から続く醤油ベースの割下で食せば、極上の味わいが口に広がります。この“体験”をお届けするのが接客給仕の役目です。

縁に丸みをつけた別誂えの鉄鍋に、まずは秘伝の割下をチョイと入れる。お肉を一枚ずつジュッと焼き、火加減はグツグツ湧き上がる泡の色合いを見て。割下の味がほどよく染み込んだなら、とろとろに溶いた卵に具材を取り分けてさしあげます。

明治が愛した今朝の味と空間を演出する、5人目の給仕をお迎えします。