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森林調査員の過去の転職・求人情報概要(掲載期間: 2018/09/17 - 2018/10/28)

森林調査員
契約社員職種未経験OK業種未経験OK学歴不問完全週休2日内定まで2週間面接1回のみ
1年の半分を、森で生きる。
AM8:00。雨露光る草木に分け入り、ぬかるむ山道をゆく。急峻な坂を登り、仕掛けておいたワナを目指す。途中、湧水や土壌の検査をし、植物の生長を測りながら。

AM11:15。狙い通り、掛かっていたのは鹿だ。首にすばやくGPSを取り付け、放す。これで、数ヶ月にわたって活動パターンを記録することができるだろう。

PM3:50。気づけば森全体に陰が落ち、1日の終わりが近いことを告げる。明日は夜行性動物の生態を調査するため、夜の森に入る。帰って、支度にとりかかろう。

――屋久島、小笠原諸島、白神山地、知床半島、奥多摩など、職場は全国の森林。国や地方公共団体からの依頼を受け、初夏~晩秋まで、森へと足を踏み入れます。

調査を重ねて集めたデータは、冬の間にレポートへ集約。研究者がさまざまな課題を解決するための材料になります。ダム建設で希少生物を傷つけないか。荒れた森林を元の状態へ戻す手段はないか。その答えを導くカギとなるのです。

そして春になれば、再び森へと戻ります。日本の豊かな自然を、守るために。

募集要項

仕事内容
森林調査員
◎日本全国の森林保全や、林業活性化のために、さまざまな調査に携わってください。
国や地方公共団体からの依頼を受けて、全国各地にある森林へ。生態系や植物の生長状況、土壌や小川の水質などについて調査します。調査は、3名ほどのチーム単位で実施。集めたデータを分析し、レポートにまとめるまでがお仕事です。

<たとえば、こんな調査をしています>
■植生のモニタリング調査
植物の分布状況や、土壌に含まれる成分・水分量を検査器を用いて測定。その違いにより、植物の生長スピードにどんな影響が生じるか、育ちやすい植物・育ちにくい植物は何か、などについて調べます。

■開発に伴う生態調査
たとえばダム建設では、「絶滅危惧種であるイヌワシが巣をつくり、雛を育てている期間は、近隣での工事をしてはいけない」という決まりがあります。そのため、開発予定地の森林に足を運び、そこで暮らす生物をモニタリングすることで、被害を与えてしまう生物がいないか調査します。

■屋久島の植生調査
森林の中を歩きながら、屋久杉をはじめ様々な植物の健康状態、動植物の生態などをモニタリング。夜行性の生物も多いため、場合によっては夜間に森林に入り、調査を行なうこともあります。

■鹿の生態調査
近年問題になっている鹿による林業・農業被害を防止するための調査。森林内に定点カメラを設置したり、ワナを仕掛けて捕獲し、首元にGPSを取り付けて放すことで、行動範囲やパターンを把握します。

<集めたデータは分析・解析し、レポートへ>
現地調査は、6~11月がメイン。冬場は、集めたデータを解析・分析し(ExcelやWordを使用)、研究者と一緒にレポートを作成。そうして完成したレポートは、国や地方公共団体の施策に役立てられます。
応募資格
学歴不問職種未経験歓迎業種未経験歓迎第二新卒歓迎ブランクOK

<未経験歓迎/学歴不問>
■普通自動車運転免許(AT可)をお持ちの方
⇒調査を行なう森林まで、車を運転することがあります。

■Excel・Word・PowerPointの基本スキルがある方(データ入力・関数計算ができる方を想定)
⇒調査データを分析・解析し、レポートにまとめるときに用います。

※自然環境や動植物の保護などに関心をお持ちの方、大歓迎です!
※職種・業界未経験の方、第二新卒者、歓迎します!離職期間や転職回数は問いません。
※網猟免許、わな猟免許、第一種銃猟免許、第二種銃猟免許などをお持ちの方は、実務で活かせます。ただし、スキル・資格なども考慮して参加プロジェクトを決めるため、必須ではありません。
募集背景 <依頼の増加に伴う募集です>
設立は、1921年。森林に関する科学技術の振興、持続可能な森林経営、環境保全といった目的のために、当協会は立ち上がりました。会員である全国の森林・林業技術者約4000人へ新たな技術を届けるほか、国や地方公共団体からの依頼を受けて、森林保全や開発に伴う生態調査など、国策にも用いられるような様々な調査を行なっています。現在複数の調査プロジェクトが動いているほか、国から新たな調査依頼も受けることになりました。そのため、今回新たな方をお迎えいたします。
雇用形態
契約社員

契約社員
◎正社員登用制度あり!ほとんどの方が、正社員へ切り替えになっています。
勤務地・交通
【本部】東京都千代田区六番町7番地
◎調査をするのは、全国各地の森林。そのため、担当するプロジェクトによっては出張が発生する可能性もあります。
交通
【本部】
■各線「四ツ谷駅」より徒歩5分
■各線「市ケ谷駅」より徒歩10分
■東京メトロ有楽町線「麹町駅」より徒歩7分
勤務時間 9:15~17:30(実働7時間30分)
※調査現場によっては、時間帯が前後する可能性があります。
※残業は月20時間程度です。
給与 月給20万円~30万円+各種手当+賞与年2回
※スキルや能力を考慮の上、決定いたします。
年収例
<1年目の想定年収>
280万円~420万円
休日休暇 ■完全週休2日制(土曜・日曜)
■祝日
■年末年始休暇(6日)
■慶弔休暇
■有給休暇
■特別休暇
福利厚生・待遇 ■賞与年2回(3月・12月/2017年度実績:2ヶ月分)
■交通費全額支給
■残業代全額支給
■社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
■私服勤務可
■出張手当
■オフィス内分煙

<以下は正社員登用後に適用になります>
■家族手当(配偶者:月1万3500円、子ども1人あたり:月6000円)
■住宅手当(月4万円)
■役職手当
■職能手当
■退職金
■育休・産休制度 ◎取得実績あり!
教育体制について ▽入社時期は秋~冬頃。現地調査がひと段落する頃なので、はじめは集めたデータの解析・分析のサポートをメインにお任せする予定です。先輩の指示通りにExcelやWordを用いてデータをまとめましょう。解析方法については、都度先輩が教えます。

▽秋~冬にかけても調査を行なうことがあります。そのため、先輩の調査に同行し、水質キット・コンパスなど道具の使い方や、動植物の調査をする際のポイント、動物の足跡・痕跡を見つけるコツなどを現地で覚えていきます。

▽来年の4月には、新卒メンバーと一緒に研修に参加。位置情報を活用する「森林GIS」技術をはじめ、調査に関わる機材の使い方や実際の調査方法を改めて学びます。

会社概要一般社団法人日本森林技術協会

会社名 一般社団法人日本森林技術協会
設立 1921年10月
代表者 理事長 福田 隆政
資本金 一般社団法人のため、資本金はありません。
従業員数 128名(2018年9月現在)
売上高 19億7110万円(2017年3月期実績)
16億8490万円(2016年3月期実績)
17億9007万円(2015年3月期実績)
事業内容 ■森林技術の普及・奨励
■森林・林業・自然環境に係わる調査・研究
事業所 本部/東京都千代田区六番町7番地
北海道事務所/札幌市中央区北1条西20丁目3-26 岸本ビル4階
東北事務所/盛岡市菜園1-3-6 農林会館8階
秋田事務所/秋田市御所野下堤1丁目12-15-1
前橋事務所/前橋市岩神町4-17-3
長野事務所/長野市大字中御所字岡田30-16 長野県林業センター4階
高知事務所/高知県香南市野市町西野974-8
九州事務所/熊本市中央区山崎町66-7 熊本中央ビル4階
沖縄事務所/沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣1533
企業ホームページ http://www.jafta.or.jp/contents/home/
個人名の表記について
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  • サイトに登録すると非公開求人も含め、企業からのスカウトが多数
  • 書類選考や面接対策に役立つ無料サービスが充実。
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