株式会社小林合金所の鋳物職人（紀元前300年頃から使われる鋳造技術を伝承）（860910）の転職・求人情報は掲載を終了しています。

御朱印めぐり、お花見、紅葉狩り、初詣、仏事――。寺に訪れるといつも、大仏や鐘が私たちを出迎えてくれます。決して、当たり前の光景ではありません。経年劣化や天災などによる傷みを修理したり、再建したりする鋳物職人の技術があるからこそ、変わらずそこに存在しているのです。

その技術とは、砂型鋳造製法。大仏や鐘と同じ自由曲線が多い複雑な造形の製造に最適です。基となる型に隙間なく砂を詰め、型を抜き取って砂型を。砂型に溶かした材料を静かに早く流し込み、冷やし固めて仕上げを。その日の気温や湿度による微妙な調整は、触ったり見たりして得た長年の経験とカンが物を言います。

機械に頼ることなく手作りにこだわる砂型鋳造製法は、紀元前300年頃から使われており、職人の手から手へと代々受け継がれてきました。しかし、後継者不足で技術が途絶え、看板を下ろす会社が後を絶ちません。同業の廃業をバネに、当社が設立から51年守ってきた技術を次の世代に伝承できればと強く願っています。

機械もかなわない技術を、職人を目指すあなたに授けます。