仕事内容 |
胚培養士 採取された精子や卵子の処理から顕微受精まで、命を生み出す過程に関わる仕事です。責任感を持って命に向き合えるように、3~5年間の研修を通して知識や技術を学んでいきます。
<教育の流れ> ◆基礎を学ぶ 生殖医療に関わる基本項目の取得から始めます。7日間、与えられた基本項目を自習し、今後の培養業務を行なうための基礎を学んでいただきます。同時に、シャーレの持ち方やダブルチェックの方法など、業務の基礎動作を身につけていきます。
◆精子の処理を学ぶ 採取された精液を回収・洗浄し、体外受精や顕微授精に用いることができる状態にします。
◆卵子の操作を学ぶ 受精卵の成長にしたがって培養液を変える必要があるため、専用の道具(パスツールピペット)で卵子を吸い吐きし、次の培養液へ移す操作を学びます。
◆受精卵の凍結・融解を学ぶ 受精卵はそのまま凍結させると水分が凍り、細胞に亀裂が生じてしまうため、水分を除いて凍結保護材と入れ替えます。その後、液体窒素(-196℃)に入れて急速に凍結すると、半永久的に保存が可能です。凍結された受精卵を融解する際は、-196℃から一気に温めます。凍結と融解は、温度と時間が大切になる繊細な操作です。
◆顕微受精を学ぶ 卵子の中に一匹の精子を注入する操作です。精子の尾部を傷つけて動きを止め、細いガラス針に吸引後、卵子に注入します。卵子と精子の受精における出発点となる重要な操作のため、基礎操作のすべてを終えた人だけが行なえます。
※すべてのステップで細かいチェックシートがあり、項目ごとにラボ長が確認します。教育は実際の患者さまには使用されない卵子や精子、受精卵を用いますので、実務に移るのは充分な知識や技術を身につけてから。経験不足のまま仕事を任せることはありませんので、ご安心ください。 |
応募資格 |
専門卒以上職種未経験歓迎業種未経験歓迎社会人未経験歓迎第二新卒歓迎ブランクOK
■以下のいずれかの条件を満たす方 ・農、獣医、医、生物学部を卒業された方 ・理、工学部の生物学科、生命工学科など生物に関わる学科を卒業された方 ・臨床検査技師の資格をお持ちの方
◎2017年3月卒予定の方や、資格取得見込みの方も歓迎します。 ◎上記の条件を満たす方であれば、医療業界や胚培養士の経験はもちろん、社会人の経験も問いません。転職回数やブランクも不問です。
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募集背景 |
顕微授精をいち早く日本に取り入れた院長の浅田のもと、不妊治療をもっと広めたいという想いから、当院は設立されました。6組に1組の夫婦が不妊に悩んでいると言われている現代。当院での治療を希望される患者さまへは、受診していただく前に初診受診前説明会を実施しておりますが、現在は説明会の参加まで約2ヶ月以上お待ちいただくという状態となってしまっております。一人でも多くの患者さまをお迎えするため、胚培養士を増員することになりました。 |
雇用形態 |
正社員
正社員 ※3ヶ月間の試用期間があります。期間中の給与・待遇に差異はありません。 |
勤務地・交通 |
以下のいずれかのクリニックでの勤務となります。 ※勤務地は愛知県(名古屋市・春日井市)または東京都をお選びいただけます。
■名古屋駅前クリニック 愛知県名古屋市中村区名駅4-6-17 名古屋ビルディング3F
■勝川クリニック 愛知県春日井市松新町1-4 ルネック5F
■2018年4月開院の新クリニック 東京都港区南麻布(詳細な住所は面接時にお伝えします) ⇒東京都での勤務を希望される方は、2018年4月の開院までは愛知県にて研修します。
◎入社時に配属先を決定しますが、経験を積んでいただくため、名古屋駅前クリニックと勝川クリニックを行き来しながら研修をしていきます(※東京配属の方は、開院後は東京のみです)。
交通
■名古屋駅前クリニック 各線「名古屋駅」ユニモール3番出口より徒歩1分
■勝川クリニック JR中央本線「勝川駅」北口より徒歩1分
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勤務時間 |
変形労働時間制(週平均40時間) ※基本的に8:15~17:15(実働8時間)の勤務です。 ※月に1~2回ほど日曜午前の出勤あり。その場合、午後の4時間を平日に分け、振替休日を取得できます。
<勤務例> 日/8:15~12:15(実働4時間) 月/振替休日 火~金/8:15~18:15(実働9時間) 土/休日 |
給与 |
年俸制400万800円以上(年俸の1/12である33万3400円を月々支給)
※上記金額は年360時間分(月30時間×12か月分)の固定残業代(年94万円以上)と賞与(初年度年48万円)を含んでいます。年360時間を超える時間外労働には別途、残業手当を支給します。 ※経験・年齢・能力などを考慮して、給与額を決定します。
年収例
420万円/28歳、経験1年 450万円/31歳、経験3年 500万円/36歳、経験5年
※上記金額は一例。あくまでモデル年収となります。
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休日休暇 |
◆月7~9日(日祝固定+他シフト) ※勤務に慣れていただいてからは、月1~2回の日曜出社がありますが、振替休日を取得できます。 ◆祝日 ◆夏季休暇(3日) ◆年末年始休暇(6日) ◆有給休暇 ◆慶弔休暇 ◆特別休暇 ◆永年勤続特別休暇
<年間休日120日> |
福利厚生・待遇 |
◆昇給年1回(1月) ◆賞与(年俸に含む) ◆各種社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金) ◆交通費全額支給 ◆残業手当(年俸に含む固定残業時間を超えた場合に別途支給) ◆役職手当 ◆職能手当 ◆制服貸与 ◆社員旅行 ◆海外研修 ◆退職金制度 ◆財形貯蓄制度 ◆産休・育休制度(取得実績あり) |
1日の流れ |
<15時まで> 採卵などを行なう診療の時間。医師が採卵した卵胞液を受け取り、卵子を体外受精や顕微授精ができる状態に準備します。同時に精子の準備も行ない、両方が揃ったら顕微授精を行ないます。受精卵は1~7日培養され、胚移植に備えて凍結保存されます。
<15時以降> 受精卵を体内へ返す胚移植の時間です。融解後に、最も状態のよい受精卵を50センチ程のカテーテルに入れ、子宮内へ移植します。医師の指示のもと、胚培養士がカテーテル内の受精卵を押し出し、子宮内へと戻していきます。 ※この操作は基本的にベテランが行ないますので、しばらくは準備を手伝う形となります。 |
配属部署 |
名古屋駅前クリニック、または勝川クリニックへの配属となりますが、より多くの経験を積んでいただくため、3~5年の研修期間は両クリニックを行き来する形となります。東京での勤務を希望される方についても、1年間は愛知県で研修し、開院後に東京へ配属されます。胚培養士は全クリニックを合わせて約35名。年次の違う者同士で4名くらいのチームを組んでいます。年齢は22歳~41歳で、平均は30歳と若いスタッフが多く活躍。男女比は4:6と少しだけ女性が多いです。 |
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