花ごよみ東京 （株式会社龍名館）の日本料理人　（水道・光熱費込みで6000円の社員寮あり）（550478）の転職・求人情報は掲載を終了しています。

日本料理を本気で極めたいなら、うちの調理場で修行しないか。
もちろん、お客様にお出しする料理をいきなり任せるわけにはいかない。
まずは食材の下ごしらえや道具の手入れを任せ、君の働きぶりを見る。
充分と思えば一週間、まだまだと思えば一年はそのままだ。

下ごしらえの手際が良くなったら、まずは“焼場”からはじめよう。
魚ひとつ焼くにも、火加減や焼き具合を何度も練習し、感覚を掴んでもらう。
火を自在に扱えてこそ、料理人。マスターするまでに二年はかかるだろう。

焼場の後は、天ぷらを揚げる“揚場”、旬の魚を刺身にする“刺場”と、
新しい技法に挑戦していこう。どちらも形になるまでに一年はかかる。
ただ、熟練の技を自分のものにしていく喜びは、何にも代えがたいものだ。

最後に任せるのが、“煮方”。料理の出来を左右する“味付け”を極める。
明治より百年かけて受け継いできた老舗の味を、腕を上げた君に教えよう。

ここまで、だいたい五年間。この道に本気ならば、“短い”と感じるはずだ。