個別指導明光義塾（株式会社サフネ）の教室長候補（353101）の転職・求人情報は掲載を終了しています。

　　―　前田のエピソード　―
高校3年生の女の子が、生徒だったときの話です。
個別指導だったので、彼女とは勉強以外にもいろんな話をしていました。
『新聞記者か、市役所の広報になりたい』という夢がある。そんなことも知っていました。

彼女の夢の実現のため、とある大学の国文学科の合格を目指す日々が続き、
冬を迎えるころ、彼女は試験を受けました。

震える寒さの3月。彼女の知らせを待っていると、
「合格しました」と震える声が届きました。

彼女の、最後の登校日。言葉少なく時間は過ぎていき、
いつしか彼女の親が迎えに来たのか、車のエンジン音が聞こえてきました。
ドアが開き、母親が横に立っても、彼女は動きませんでした。

うつむく彼女が呟いたのは、「ありがとう」という言葉。頬には涙が光っていました。
この子と二人三脚で歩んだ長い日々を思い出し、自分も涙が止まらなくなりました。

―　個別指導ならでの、教え子との深いコミュニケーションが図れる当社。
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