株式会社グローバルダイニング（カフェ ラ・ボエム、ゼスト、モンスーンカフェ、権八、フードコロシアム）の店長候補（168606）の転職・求人情報は掲載を終了しています。

六本木にしかない香り、熱気、妖しさ。
当時の『ラ・ボエム六本木』も街と同じような雰囲気をまとっていた。
分かる人だけに分かるエントランス、薄明かりに照らされた店内 ・ ・ ・ 。

「イメージに捉われすぎている」。この店に新しく就任した齋藤は思った。
深夜帯に重きが置かれているが、実際はアフター５の方が盛り上がりを見せていた。
売上を伸ばすならば、最も見込み客の多い時間帯に注力すべきだと考えたのだ。

彼はすぐに動いた。優秀なスタッフのほとんどを早いディナータイムにシフト。
外装は誰もがレストランと分かるよう、巨大な黒板を立て、メニューを列記。
そして店内全ての壁を自らホワイトに塗装。店は見違えるように入りやすい店となった。
結果、ディナータイムの集客に成功。売上は爆発的に跳ね上がったのだ。

彼の功績は、六本木が持つイメージという装いを剥ぎ取り、丸裸にしたこと。
そして自ら仮説を立て、自ら行動したことに他ならない。
そう。グローバルダイニングは、本当にやりたいことが出来る環境なのである。