株式会社川崎造船の操船（ドックマスター候補）（143804）の転職・求人情報は掲載を終了しています。

　「川崎造船の坂出工場で、ドックマスターをやってくれないか」。
　大手海運会社にいた私がその打診を受けたのは、ちょうど30歳の頃。
　最初は迷いもあったけれど、今ではこの選択をして良かったと思っています。
　なぜなら子どもが生まれ、成長していく姿を見守ることができたから。
　船長の道は諦めることになりましたが、後悔はしていません。

　ただ、ひとつだけ変えたいと思っていることもあります。
　昭和62年から、坂出工場のドックマスターは私一人でやってきました。
　結果、突然の修理船の依頼に旅行をキャンセルしたこともあるなど、
　正直なところ、プライベートを犠牲にしてきた部分もあります。

　これから坂出工場を守っていく人には、そんな思いをさせたくない。
　私は心底そう思う。そこで、ドックマスター2名の体制を整えたいのです。
　2007年8月に入社してくれたメンバーと、これから入社するあなたと。
　力を合わせて、坂出工場を守っていってください。