取材から受けた会社の印象
1934年の創立以来、国内最大規模の自然保護団体として日本の自然と野鳥を守り続けてきた同会。今回の勤務地となるウトナイ湖が、水鳥の生息地を保護する「ラムサール条約」に登録された背景にも、同会の多大な尽力があったといいます。
現在、北海道の4施設をはじめ、東京や横浜、三宅島など全国規模で自然系施設を運営。その活動は現場での保護や調査に留まらず、一般の人々へ向けた普及活動、生物多様性を守るための法制度改善への提言など、多岐にわたります。
これほど大規模な活動を支えているのは、5万人を超える支援者からの寄付や会費、そしてオリジナル商品の販売収益です。特に、アウトドア愛好家の間で「野鳥の会といえばこの長靴」と親しまれる大ヒット商品もあるほど、確固たるブランド力と資金基盤を確立しています。
圧倒的な影響力と安定した基盤を持つ同会での業務は、社会に対してスケールの大きな貢献を実感できるでしょう
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■来園者の意識に変化を与えることができる
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
調査を展示で視覚化し、施設外でも積極的に活動。単なる周知にとどまらず、環境管理や開発問題への提言を通じ、生物多様性保全の重要性を発信しています。その結果、活動の意義への共感者が増え、輪が広がっているといいます。
レンジャーの活躍もあり、最初は10名ほどだったネイチャーセンターのボランティアも、現在は40名に。タンチョウやオオジシギといった絶滅に瀕する野鳥の希少性を伝え続けてきたことで、「自分も活動に参加したい」という声が増えています。今では、職員の心強い支えとなり、調査や学会への参加ができるまでに成長したといいます。
自分たちの働きかけにより来園者や住民の方々の変化を実感できた際には、仕事の誇らしさを感じられるでしょう。
■地域住民の理解を得て苫小牧の自然を守る
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
苫小牧で40年ほど「自然の大切さ」を訴え続けてきた同会。ウトナイ湖近くには工業地帯があり、近年開発が活発化してきているそうです。
自然を守るためには、住民の声が不可欠。地域の発展を止める団体ではなく、「地域の発展とともに、どう自然を守っていくか」を考える団体として、住民や役所、調査機関、開発業者と対話を重ねてきたそうです。
その結果、「開発によって便利になる」という声だけでなく「もっと話を聞かせてほしい」という声も増えてきたのだとか。地域の方から「もっと自然環境への影響を調査してほしい」と言われたときには驚いたそう。同会が掲げる「人と自然の共存社会」に繋がる、介在価値を実感できるでしょう。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
調査を展示で視覚化し、施設外でも積極的に活動。単なる周知にとどまらず、環境管理や開発問題への提言を通じ、生物多様性保全の重要性を発信しています。その結果、活動の意義への共感者が増え、輪が広がっているといいます。
レンジャーの活躍もあり、最初は10名ほどだったネイチャーセンターのボランティアも、現在は40名に。タンチョウやオオジシギといった絶滅に瀕する野鳥の希少性を伝え続けてきたことで、「自分も活動に参加したい」という声が増えています。今では、職員の心強い支えとなり、調査や学会への参加ができるまでに成長したといいます。
自分たちの働きかけにより来園者や住民の方々の変化を実感できた際には、仕事の誇らしさを感じられるでしょう。
■地域住民の理解を得て苫小牧の自然を守る
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
苫小牧で40年ほど「自然の大切さ」を訴え続けてきた同会。ウトナイ湖近くには工業地帯があり、近年開発が活発化してきているそうです。
自然を守るためには、住民の声が不可欠。地域の発展を止める団体ではなく、「地域の発展とともに、どう自然を守っていくか」を考える団体として、住民や役所、調査機関、開発業者と対話を重ねてきたそうです。
その結果、「開発によって便利になる」という声だけでなく「もっと話を聞かせてほしい」という声も増えてきたのだとか。地域の方から「もっと自然環境への影響を調査してほしい」と言われたときには驚いたそう。同会が掲げる「人と自然の共存社会」に繋がる、介在価値を実感できるでしょう。
厳しさ■自然が好きなだけでは務まらない苦労もある
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
来園者一人ひとりに寄り添ってコミュニケーションを取りながら、「なぜ自然が大切なのか」「どんな生物が、どのように生きているのか」を少しずつ伝えていく必要があるのだそう。頭ごなしに「自然を守る!」と伝えるだけでは、人々の心は動きません。
信頼関係ができるまでは、ボランティアなどの協力を仰いでも「二つ返事で快諾…」とはいかない場合も。「伝えるよりも、聞き役に徹する時間のほうが長い」というほどに、じっくり時間をかけてコミュニケーションを取ることも多いそうです。成果が簡単に出る仕事ではないため、忍耐強く取り組む大変さがあります。
■意見を伝えるだけではうまくいかない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ウトナイ湖の周辺環境も含めて守っていくために、行政や開発業者などの関係者と交渉する業務もあります。地域ごとに習わしもルールも違う中で「このエリアで開発を行なう必要性」などを問いかけていくのは、簡単な話し合いではありません。
また、単に一方的に意見を押し付けるのではなく、自然と人間が共生していく上での落としどころを探りつつ、相手の理解を得る必要があります。感情的にならずに状況を把握する、専門用語をまくしたてず相手に分かりやすいよう説明する…といった交渉の難しさに苦戦することもあるでしょう。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
来園者一人ひとりに寄り添ってコミュニケーションを取りながら、「なぜ自然が大切なのか」「どんな生物が、どのように生きているのか」を少しずつ伝えていく必要があるのだそう。頭ごなしに「自然を守る!」と伝えるだけでは、人々の心は動きません。
信頼関係ができるまでは、ボランティアなどの協力を仰いでも「二つ返事で快諾…」とはいかない場合も。「伝えるよりも、聞き役に徹する時間のほうが長い」というほどに、じっくり時間をかけてコミュニケーションを取ることも多いそうです。成果が簡単に出る仕事ではないため、忍耐強く取り組む大変さがあります。
■意見を伝えるだけではうまくいかない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ウトナイ湖の周辺環境も含めて守っていくために、行政や開発業者などの関係者と交渉する業務もあります。地域ごとに習わしもルールも違う中で「このエリアで開発を行なう必要性」などを問いかけていくのは、簡単な話し合いではありません。
また、単に一方的に意見を押し付けるのではなく、自然と人間が共生していく上での落としどころを探りつつ、相手の理解を得る必要があります。感情的にならずに状況を把握する、専門用語をまくしたてず相手に分かりやすいよう説明する…といった交渉の難しさに苦戦することもあるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎貢献実感を味わいたい方
◎気配りができる方
◎前例のないことにも挑戦できる方
保護対象の鳥以外にも、周辺に住む魚や虫、植物、気候、地形など様々覚える必要があります。それらが人の暮らしにどんな意味を持つのか、生態系サービスの視点で考えることに、進んで取り組み、貢献したい方は活躍できるでしょう。
また、ヒトと向き合う機会が多い仕事。野外を案内する際など、「体調は大丈夫かな」と気配りができる方に向いています。
◎気配りができる方
◎前例のないことにも挑戦できる方
保護対象の鳥以外にも、周辺に住む魚や虫、植物、気候、地形など様々覚える必要があります。それらが人の暮らしにどんな意味を持つのか、生態系サービスの視点で考えることに、進んで取り組み、貢献したい方は活躍できるでしょう。
また、ヒトと向き合う機会が多い仕事。野外を案内する際など、「体調は大丈夫かな」と気配りができる方に向いています。
向いていない人△相手の立場を想像できない方
△身体を動かす仕事が苦手な方
△マニュアル通りの業務を好む方
自然保護の重要性を伝えるために、住民の暮らしや事情を踏まえて接します。相手の視点で物事を考えられない方は向いていません。
また調査に出たり、木に登ったり、体力的な負担は必須。身体を動かす仕事が苦手な方には不向きです。
△身体を動かす仕事が苦手な方
△マニュアル通りの業務を好む方
自然保護の重要性を伝えるために、住民の暮らしや事情を踏まえて接します。相手の視点で物事を考えられない方は向いていません。
また調査に出たり、木に登ったり、体力的な負担は必須。身体を動かす仕事が苦手な方には不向きです。



